子供の英語教育/子供英語関連情報

Worldwide Kidsはどんな幼児英語教材?

ベネッセから発売されているWorldwide Kids English(ワールドワイドキッズ・イングリッシュ)。どんな幼児英語セット教材なのでしょう? 内容は? どんなものが入っているの? みんなが知りたい疑問に答えます。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

ワールドワイドキッズって?楽しい?面白い?効果あり?
ワールドワイドキッズって? 楽しい? 面白い? 効果あり?
前記事『ベネッセから幼児英語ビデオ教材セット発売』からの続きです。ベネッセが幼児英語ビデオ教材セットを発売し始めてから約10ヶ月。いろいろな場面でWorldwide Kids English(ワールドワイドキッズ・イングリッシュ)を目にするようになりました。どんな内容のビデオ教材なのでしょう? 使い続けて一定の英語学習効果は期待できるのでしょうか?

さて、ビデオの内容は?

ビデオを見た私の印象は……「シンプル」という言葉が適当かな。目から入ってくる情報はとても印象深いので、大人の私でも鮮やかに記憶に残ります。かわいいキャラクターたちが子どもの注意を引きつけてくれますから、飽きずにビデオを最後まで見ることができるでしょう。場面展開も細かく設定してありました。

また、2歳からの英語教材にしては、実写の部分があることに驚きました。「本物」を見せることは教育的にも意味があるので、そのあたりを考慮してあるのかもしれません。

英語量とスピード

ここからは私の率直な意見ですのでご了解ください。

「シンプル」と感じたのは、英語量と速さに関してです。たとえば一分間にどれだけ英語が聞こえてくるか。私は英語圏の子どもたちが聞く英語量と同じくらいたくさん聞かせても、何ら問題ないと思っています。たくさん聞いても、子どもはビデオ画像から意味を何となく理解して聞いていると考えているからです。

同じく2歳児からを対象にしている他教材、たとえば、ディズニーの英語システムやセサミえいごワールドと比較すると、英語の量、スピードともにまったく違いました。しかしながら、今現在の日本の子どもを徹底的にリサーチしているベネッセですから、調査して出てきた子どもの実態に合わせた作りになっているのだと推測します。

Worldwide Kids Englishは約600語の語彙で構成されて、それらの表現習得を目標にしていますから、見た場面、聞いた英語はすべて習得させるというコンセプトなんだろうな、と感じました。そう考えると、ディズニーの英語システムやセサミえいごワールドのコンセプトとは少々異なるでしょうね。

>>次のページではもう少し内容を詳しく見てみましょう>>
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