とても明快な答えでした
身体を動かしながら活動を研修する参加者たち。 |
6年間英語活動に取り組んだ先生の答えはとてもシンプルでした。「どうして子どもに英語を教えるの?」と尋ねると、「子どもの英語は玄米や雑穀米と同じ。効果はすぐには出ないけど必要な栄養素です。」また、小学校で実際に指導している先生からは「幅の広い人間になるために。生きる力そのものです。」
実際に子どもを見て、子どもに英語を指導しているからこそ、肌で感じる感覚的な答えでしょう。私は教室で英語を指導するときには難しい理屈など考えずに、ひたすら子どもを信じて指導するしかないと思います。その積み重ねが実を結ぶと思います。
歌やチャンツは良い指導手段になる
先ほどの先生の言葉をイメージ化してみると、歌やチャンツは玄米や雑穀米と考えると分かりやすいでしょう。歌やチャンツは、英語のリズム、音の流れ、アクセントを身体に染み込ませる手段になります。直接的な教え方ですが、歌やチャンツは無理なく子どもが英語を口ずさむことができるので、とても便利な方法です。
スキル教育?国際理解教育?
小学校英語教育というと、いまだにこのような議論がなされていますが、国際理解教育を目指していても実際に指導現場を見ると、歌とチャンツは指導されています。歌やチャンツは内容を選べば国際理解的な教育にも応用できます。ですから歌とチャンツはスキル的な学習ですが、使い方しだいで応用可能なものになります。
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