子供の英語教育/子供英語関連情報

ゆとり教育の弊害?モンスター学生の増加

ある先生から、実はとても困っている、という話を聞きました。モンスターペアレントならぬ、モンスター学生が増え始めたというのです。

清水 万里子

清水 万里子

子供英語 ガイド

現在、岡崎女子大学准教授(子ども教育学部子ども教育学科)。児童英語講師、指導歴39年。教育学修士(岐阜大学)。中日新聞「中日こどもウイークリー」英語学習面執筆、学校訪問記事担当(11年間)。2013年4月~2023年3月まで岐阜県可児市「小学校英語コミュニケーション事業」アドバイザー。

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モンスターペアレントの実態

モンスター学生が増えた?!
モンスター学生が増えた?!

学校に“いちゃもん”をつける親のことを「モンスターペアレント」と呼ぶそうです。All About子育て事情ガイドの河崎さんがレポートしている「モンスターペアレントの実態」の内容は衝撃的です。

給食費を払わない親、学校にお菓子を持たせる親、学校の教育が悪いから桜の花が美しくない、など勝手な言い分で“いちゃもん”をつけています。親がモンスター化した理由は少子化の影響も大きいそうです。

モンスター親ならぬ、モンスター学生

最近、モンスター学生が増えている、という情報を聞きつけ取材を重ねたところ、ある実態がわかってきました。ここで言う学生とは、18~19歳の大学生、短大生、専門学校生のことです。

「指導の大変なクラスを教えている。ゆとり教育の弊害だと思う。」(教歴30年の先生)

「学生から、こんなことやったって意味がない、という文句を言われる。」(教歴20年の先生)

「自分が理解できないのに、教え方が悪い、と教務課に告げ口する。」(教歴30年の先生)

「18歳にもなっているのに幼稚。プレゼン当日に無断欠席して以来ずっと欠席。」(教歴7年の先生)

などなど。どうしてこんなモンスター学生が増えてしまったのでしょうか?モンスター親が増えた理由が少子化だとすれば、モンスター学生が増えた理由は?

>>いったいなぜ?>>

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