モンスター親(ペアレント)と呼ばれる、非常識なクレームを学校に突きつける保護者の存在が話題になっています。その実体とは? なぜ保護者は“怪物”になってしまったのか? そしてあなたは自分がモンスター親ではない(ならない)と、言い切れますか?

≪INDEX≫
1: モンスター親の報告例
2: 親が先生を見下すワケ
3: 「教育に効率を」教育再生会議 VS 「素人が口出しするな」教育界
4: モンスター親の予備軍、“モンスター妊婦”?
5: あなたはモンスター親を笑えますか?

モンスター親の報告例

モンスターペアレントのクレームの後は、ぺんぺん草も生えない焼き野原?
安倍内閣の教育再生会議が発足し、教育再生の議論が活発になるにつれ、教育現場の実態と問題点がクローズアップされてきました。その中で、最近指摘されるようになったのが、「モンスターペアレント(親)」と呼ばれる、非常識な親の存在。学校に言いがかりともいえるようなクレームをつけたり、断固として給食費の支払いを拒んだりといった保護者の存在が、現場の教員の負担を増大しています。

学校関係者による投稿や報道記事などによれば、クレームの内容は驚くほど多岐に渡ります。

・子供がひとつのおもちゃを取り合って、ケンカになる。そんなおもちゃを幼稚園に置かないでほしい
・自分の子供がけがをして休む。けがをさせた子供も休ませろ
・親同士の仲が悪いから、子供を別の学級にしてくれ
・今年は桜の花が美しくない。中学校の教育がおかしいからだ
・授業中にお菓子を食べたので注意したら、「おなかがすいていたのにかわいそう」
・運動会の練習で「気をつけ」と号令をかけたら「軍隊みたいな教育をするな」
・携帯を取り上げたら「親が買ったのだから親のものだ。教師が取り上げるな」
・どの教師がどのクラスを担任するかを勝手に考えて、「この通りにしろ」
・朝礼の時に態度が悪いので大きな声で名前を呼んだら「みんなの前で叱らなくても、うちの子は後でそっと話してくれたらわかる子なのに…」
(以上、Yahoo!知恵袋より引用)

・不登校の子が家でストーブをけり倒した。学校が弁償してほしい
・いじめに遭う我が子を転校させるので、通学の交通費を出してほしい
・義務教育は無償なので野球部のユニホームは学校で洗濯すべきだ
・写真の中央に自分の子供が写っていない
・休んだ1週間分の給食費を返してほしい
・参観日に授業を録音した親が「先生の授業はここがよくない」と指摘
(以上 毎日新聞より引用)

保護者による理不尽なクレームへの対応、そして学校内の人間関係のプレッシャーなどから、心的疲労のあまり抑うつ状態になって休職する教員の例も、決して少なくありません。

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