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ゆとり教育の弊害?モンスター学生の増加(2ページ目)

ある先生から、実はとても困っている、という話を聞きました。モンスターペアレントならぬ、モンスター学生が増え始めたというのです。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

モンスター学生が増えた理由

若者の言い分もわからないではない?
若者の言い分もわからないではない?・・

少子化で子どもを甘やかしすぎた?それとも、ゆとり教育の弊害?モンスター学生は「自分は正しい」と思っていて、いつでも言い分を通そうとする傾向があるそうです。

名古屋大学教授、速水敏彦先生が「他人を見下す若者たち~自分以外はバカの時代~」を書いていますが、若者の“仮想的有能感”が先生やまわりの大人たちに“いちゃもん”をつける行動をおこしている理由だと考えられるそうです。

昔も少なからずワガママな若者はいたはずです。若者は昔も今も、生意気、怖さ知らず、などいろいろ言われてしまうこともありますが、モンスター学生の言動、行動は大人の許容範囲を越えてしまっているのでしょう。

モンスター学生が増えたことは残念としか言いようがありません。しかしながら、人は言葉を選んで伝えることはできるはず。お互いが嫌な気持ちになってしまうコミュニケーションしかできないとしたら何とも寂しい・・。相手のことを思いやる気持ちがあれば、ひどい言葉を浴びせかけることはないでしょうね。

一概に、ゆとり教育の弊害・・とは言い切れない気がしますが、モンスター学生に頭を悩ます先生たちも多いようです。

関連サイト


「夏の怪談?モンスターペアレントの実態」(子育て事情)
「オトコの子育てに見る、現代子育て事情」(子育て事情)

英語子育て
インターナショナルスクール

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