子供の英語教育/子供英語関連情報

英語子育てとバイリンガル子育て、どう違う?(2ページ目)

子どもへの英語教育熱が盛んになるにつれ、独特な新しい言葉が生まれました。英語子育てもその一つ。英語子育てとバイリンガル子育ては少々意味が違います。

清水 万里子

清水 万里子

子供英語 ガイド

現在、岡崎女子大学准教授(子ども教育学部子ども教育学科)。児童英語講師、指導歴39年。教育学修士(岐阜大学)。中日新聞「中日こどもウイークリー」英語学習面執筆、学校訪問記事担当(11年間)。2013年4月~2023年3月まで岐阜県可児市「小学校英語コミュニケーション事業」アドバイザー。

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親も楽しむ「英語子育て」

まず自分ができることからスタートして。絵本CDで読み聞かせたり、英語歌を聞き流すだけでも英語子育てです。
まず自分ができることからスタートして。絵本CDで読み聞かせたり、英語歌を聞き流すだけでも英語子育てです。
英語子育てというと、「英語で子どもに話しかけること」と思いがちですが、よく調べていくと少し違います。英語子育ては確かに人気ですが、必ずしも英語を話せるママだけが英語子育てを楽しんでいるわけではないですね。英語を話せないママが実に楽しんで英語子育てをしています。英語環境を作り出すこと、親も一緒に楽しむこと、幼いころに英語に接する機会を作り出すことを英語子育てと呼んでいます。

子どもには過度の期待はしていないけれども、英語の刺激を与えておけばいつかは本人の為になるだろうと期待しています。子育ての中に、ほんの少し英語の刺激を与えているのが「英語子育て」ということになります。例えば、沢山の絵本の中に1冊だけ英語絵本があるとか、車で聞く歌を英語歌にしているなど、日常生活のどこかのシーンで英語があるという形です。

英語子育てを楽しんでいる人たちは個人のウェブサイトを持っていることが多く、独自のコミュニティを作っています。日記風ブログで毎日の英語子育てを記している人もかなり多いですね。このようなコミュニティは英語子育てに限らず、児童英語教師間のコミュニティもあり、子どもの英語に関する情報が簡単に交換できています。本まで出版する方々もいますね。井原さんちの英語で子育てはその代表です。

英語子育てを楽しんでいるサイト集

英語子育ては、基本的には子どもの母語は日本語として育て、英語は大事なんだけど、それ以上に英語の刺激でいろいろな面を成長させていってほしいと願っています。一方、バイリンガル子育てになると、少々様子が変わります。

さて、バイリンガル子育てとは何でしょう?

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