第1位:立山・称名滝(富山県)
八郎坂の展望台から眺める立山・称名滝(2002年9月撮影)
立山・称名滝の滝壺(2002年9月撮影)
北アルプスを貫く日本有数の山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートの富山側の入口にあたる立山町。ここに称名滝があります。北アルプス立山連峰を水源として流れてきた称名川がここで絶壁の上から4段に流れ落ちます。その落差は350メートル、まさに日本一の落差を誇る滝なのです。
駐車場から30分ほど歩いた所にある滝見台園地や、登山道ではありますが八郎坂を登った所にある展望台からも称名滝を眺めることができます。
秋は周囲の木々が美しく色づく紅葉と滝の組み合わせが眺められますし、春には豊富な雪解け水のおかげで、称名滝の右側に落差500メートルを誇る幻の滝「ハンノキ滝」が現れ、2本の滝を望むこともできる素晴らしい名所なのです。
- 地図:Yahoo! 地図情報
- 公共交通機関の場合
<鉄道>
上越新幹線「とき」号、「たにがわ」号で越後湯沢へ行き、特急「はくたか」号に乗り換えて富山駅へ。富山地方鉄道 立山行きに乗車して立山駅で称名滝探勝バスに乗り換え称名滝バス停下車。滝見台園地までは徒歩約30分。
<高速バス>
池袋から富山行きの高速バス(西武バス、富山地方鉄道の共同運行,昼3往復、夜1往復)、東京駅から金沢行きの高速バス「ドリーム金沢」号が富山駅前に停車します。富山駅からは<鉄道>のルートと同じです。
第1位:立山・称名滝(富山県)
- 車の場合
北陸自動車道 立山インターチェンジから県道で立山駅方面に向かい、案内に従う。駐車場から滝見台園地までは徒歩約30分です。
- 称名滝(立山黒部アルペンルート)
名所・旧跡ガイドが選んだ「豪快に流れ落ちる滝」のベスト5、いかがだったでしょうか。
川の流れと地形が生み出した豪快な滝の流れは、現代に生きる人が誰しも抱える心のもやもやもすっきり流してくれることでしょう。心のリフレッシュを兼ねて今回取り上げた5ヶ所の滝に出かけて見てください。