逆に、バイリンガル教育の成功事例もあります。Sさん夫妻はともに日本人。二人とも英語教師です。こちらのご夫妻は役割分担をしました。パパはずっと英語を話す、ママは日本語だけを話すという感じに。徹底的に取り組みました。結果、子どもたちは英語・日本語のバイリンガルになっています。
国際結婚のカップルでも子どもの英語教育には頭を悩ませています。アメリカに住んでいたときには子どもは英語を話していたのにも関わらず、日本に住むようになってからは、英語を忘れ、日本語だけが堪能になっていきました。このご夫妻は子どもの英語教育のために再びアメリカで生活するようになりました。
早期英語教育には賛否両論があります。例えば、京都大学霊長類研究所の正高信男教授は著書「0歳からの子育ての技術」の中で、早期英語教育を「百害あって一理なし」と断言しています。一方、海外出産コンサルタントのノーラ・コーリさんは著書「英語のできる子どもに育てる」の中でバイリンガル子育てを「子どもの感性も育てることができる」と推奨しています。
果たしてTさん夫妻のお子さんが言語障害になった原因が“英語の語りかけだけ”だったとは言い切れませんが、皆さんはどうお考えになりますか?ご意見、お待ちしています!
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