以前から取材したいと目を付けていた教材がベネッセのBE-GOパソコンソフト。今回願いが叶って多摩のベネッセコーポレーションにお邪魔しました。このソフトはこれまでの英語に親しむだけでいいというものではなく、子供のうちに徹底的にきれいな発音を身につけながら英語でコミュニケーションする楽しさを実感してもらおうという意図で制作されたものです。私自身、「よく出来ているなー」と感心した英語教材です。
どの教材にもはっきりした目的があって制作されていますが、BE-GOソフトは発音矯正という特徴をはっきり持ちながらも、子供が飽きずに発音トレーニングをするようにうまく組んであります。レビューした私でさえ、思わず夢中になってチャレンジしてしまいました。では内容をご紹介しましょう。
ヘッドフォンマイクを付けていざコンピューターの前へ。さて、どんな風に展開していくのか楽しみにしながらCDを入れました。「ふむふむ、説明は日本語か~。」そう思いながらも次の画面を開くとフューちゃんというキャラクターが登場しました。丸いブルーのキャラクターです。このフューちゃんが話しかけてきました。Nice to meet you.ですって。まぁ、このキャラとお話が出来るのかと思いまして、Nice to meet you, too.と思わず言ってしまいました。
すると、このままではフューちゃんは音声を認識してくれないので、自分でマウスを操作してネイティブの発音を聞いてから、話すボタンをクリックします。マイクを通して自分の声で発音。するとフューちゃんに英語が通じると反応してくれます。通じないとWhat?などと言ってくれます。「おぉ!反応があるとは面白い!」さらに右上にあるマスが見えますか?このマスは発音レベルを測定してくれるグラフみたいなものです。ネイティブに近い発音ができると一番上のクラウンが光ります。自分の英語の発音レベルが1、2、3、と評価をしてくれるのです。
発音評価があるとネイティブのレベルの英語までチャレンジしようという気持ちが出てきますね。次に私が夢中になったゲーム感覚のトレーニング画面はこれです。
ハンバーガーショップでの会話です。段階評価になっています。私は「A hamburger, please.」というフレーズをネイティブの発音になるまで500回位繰り返してしまいました。(笑)子供だったら素直に耳で聞いたフレーズをそのまま発音するでしょう。ちょっとうらやましいですね。この評価がヤル気を起こさせてくれる理由ですね。チャレンジしようという気持ちになります。次のページではこのような機能を企画・制作したベネッセの担当の方にお話を伺いました。
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