喜んで英語学習していたはずの子供が突然、「英語やりたくなーい!」と言い出しました。あわてたお母さんは教材販売会社へ電話をかけて「どうすればいいんですか?」と尋ねました。「担当は誰でしたか?」「○○さんという方ですl。」「申し訳ありません。その営業の人は退社されていて・・・。とりあえず、英語学習をストップするしかありませんね~。」「えーー?!一生懸命やってきたのにやめろって言うんですか?」「ですから、とりあえずです。お子さんが拒否反応を起こされているのですから。」「そんなぁ~!いい加減なこと言わないで!」
極端な例かもしれませんが、ピンポ~ンとやってきた教材販売会社はほどんどが売りっぱなし。後のケアはありません。製品が傷んできたら、交換してくれるサービスがありますが、電話相談して的確なアドバイスをしてくれるところはほどんどありません。
もしこのように発病してしまったら、以下のように治療してみてください。
いつものようにカードをリーダー機にセットして英語学習をしようとしていたら、「英語やりたくなーい!」と言い出した。
⇒その時、子供が何か他にやりたいことがあるのかも・・・。そんな時はその日の英語学習は止めましょう。
あれほど英語のビデオが見たいと言っていたのに、最近では少しも見たいと言わなくなった。
⇒さりげなく目に付くところにビデオを置いておくといいでしょう。幼いうちは繰り返しを好みますから、大人のように飽きるということはありません。
お母さんが「英語で遊ぼう!」と誘っても「英語やりたくなーい!」と言い張ってこれが何日も続く。
⇒こんな時はお母さんが熱心になるあまりにやりすぎている場合が多くあります。そんな時はしばらく英語から離れましょう。しばらく何もやらなくてもどうってことありません。子供のペースに合わせましょう。
■英語教室に通っていて発病した!
<よもやま話-2->
さぁ、新学期!英語教室も4月から通い始めました。週一回の英語教室も子供の様子を見ていると楽しそうに通っているのでまずは一安心。少しでも「英語」に慣れてくれればいいなーと思うお母さん。
英語教室では「毎日絵本のテープを聞く」という宿題が出ています。「最初が肝心だわ。毎日テープを聞くクセをつけなくては・・」とお母さんもはりきっています。毎日聞くというのは親も子供も大変です。一ヶ月、二ヶ月とたつうちに聞かない日も出てきました。一週間何も聞かずに英語教室へ行く日もでてきました。
ところが、3ヶ月ほどたったある日・・・・子供が急に「英語教室に行きたくなーい!」と言い出しました。困ったお母さんが取った行動とは・・・。