子供服/子供服関連情報

これからの子供服専門店業界の活路は? 【業界ニュース】子供服専門店(3ページ目)

ピーター商事(株)「福井」、(株)伊津美「大阪」など子供服専門店の倒産、廃業が相次いでいます。デフレと少子化の波の中で専門店の活路はあるのか?緊急特集記事です。

執筆者:江口 光晃

では、今後子供服専門店はどうしたら生き残っていけるのでしょうか?

関係者のかたのお話をお聞きしますと以下のことを重視されているようです。

1)低価格商品との差別化商品を強化する。
低価格商品を販売しているお店に対抗して、自店も低価格販売をしたのでは勝ち目はありません。そこで、そのお店の特徴を出す為に、デザインや素材などをオリジナルにして商品力の強化を図る。

2)接客やサービスを重視
低価格ショップのほとんどは、接客をしないタイプのお店。
専門店が生き残るには、店長さんはじめ店員さんの接客サービスにかかっているといっても過言ではありません。
より一人一人のお客さんにきめの細かい接客が必要になると思います。

3)服だけでなく、雑貨やその他の関連商品の強化
もはや一枚一枚の服を販売するのではなく、雑貨を含んだトータルの商品を販売していかなくてはいけません。
また、商品だけでなくお客さんに対する情報提供が必要です。

日本の子供服店が、低価格ショップか1部の高級ブランドか1部のはやりのブランド店ばかりになってしまうのは、寂しいかぎりです。
これからの専門店はもっと特徴をだしながら、消費者に支持されるようがんばっていただきたいと切に思います。
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