1)デフレ
この数年子供服業界でも、低価格で販売する「西松屋チェーン」「しまむら」「あかちゃん本舗」などの出店が増加したことにより、価格競争が激しくなりました。
当初、ブランド品を扱う専門店への影響は少ないと考えられていたのですが、不況のなか従来の専門店も価格競争に巻き込まれ低価格の商品を販売せざるおえなくなりました。
2)ブランド離れ
一部の人気ブランドを別にして、消費者のかたがあまりブランドにこだわらなくなってきた傾向がでてきています。
たしかに一部のかたは、ブランド志向があるかたもいますが、大多数はブランド志向が高くなくなってきています。
そのためブランドを中心に販売している専門店は、定価で売れる量が減少しバーゲンでしか販売が伸びないという状態になっているところが多くなってきました。
3)天候不順
衣料品の販売店は、夏は早くから暑く、冬は早くから寒くないとバーゲン前の販売が不調になります。特に今年の夏の異常気象は、ただでさえ厳しい環境にある子供服専門店には大打撃になりました。