これからの日本の出産の主流になる?
日本では産婦人科医師の高齢化・減少、分娩施設の減少が進んでいます。少子・高齢化も同時に進んでいます。しかし、1982年の男女雇用機会均等法施行以降、女性も男性と同じ条件で働くことが珍しくなくなりました。その結果、結婚後は仕事を優先し、出産が30代後半からになったカップルがいま、出産をすることも増えています。少子化が進む中、行政や企業の支援もあり、高齢出産の方も多いです。出生数の減少よりも産科施設の減少の方が急速に進んでいます。産科施設や産科医を急に増やすこともなかなか難しいもの。今まで私たちは「出産」となると緊急搬送以外はかかりつけの産院で行われるイメージ持つ人が多いでしょう。しかし、全国で分娩施設が少なくなる中では、このようなオープンシステム・セミオープンシステムを導入して出産する人も増えてくるのでないかと思われます。
「出産時のオープンシステムって何?2」に続く。