言葉に傷ついたら心をケアする
「病」になる言葉──「原因不明病」時代を生き抜く |
私たちは、自分に投げかける言葉とか、人から言われた言葉で傷ついたら、浄化して、完了していくケアを重視していかなくてはならないと、改めて思いました。前回の記事で、冷えを取るセルフケアの大切さを書きましたが、それだけではなくて、言葉の暴力の傷をちゃんとケアすることをしないと、結局は体に負担がかかってくるのです。
たとえば、マイナスのこと、傷つくことを言われても、「また言われちゃった」と、放置するうちに、自分では気にしていないつもりでも、どんどん自己評価が低くなり、自己受容ができなくなります。自己受容ができないと、やはり他者の受容はできない。異性とのパートナーシップを築くことも難しく感じてきます。
質の良いカウンセリングのすすめ
質の良いカウンセリングを受けて、心のケアをしてみては? |
こうした悩みを解決したい場合、病院では安定剤などのお薬を処方されるだけ、というのが現状です。心療内科はお薬を出すところ、精神科は診断名をつけて、必要であればお薬を処方してくれるところ、と捉えたほうがいいかもしれません。
その人の本質的な悩み、過去の出来事などにフォーカスして、それを繰り返してしまう行動症状や身体症状精神症状を具体的に緩和していくのがカウンセリングです。エステティックサロンなどで現在の症状をうかがうというカウンセリングとはまったく違う、治療の一環です。
「妊娠、出産、子育て」に対して不安を抱えている、知らず知らずのうちに、言葉に傷ついてきたかもしれない、という方は、いわゆる婚活の前に、自分の中の不安を完了するためのプレ婚活として、カウンセリングなどの心のケアを実践してみてください。それが大いなる一歩になることを願っています。