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知っておきたい超音波検査の「現在」(2ページ目)

超音波検査の最新情報といえば赤ちゃんの顔を見られる3D、4Dに話題が集中しがちですが、本来の意味は赤ちゃんに問題がないかどうかをみる検査です。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

超音波検査にも二次検査(精密検査)のようなものがある

医師が少し時間をとってじっくり見ていくと、脳、心臓、消化器、腎臓、膀胱などさまざまな器官の問題もわかります。超音波検査の特別なトレーニングを積んだ医師あるいは検査技師が見れば、なおよくわかります。

妊婦健診の検査や問診などで必要性があると思われた場合は、そうした、より詳しい超音波検査をすすめられるかもしれません。健康診断の二次検査(精密検査)だと考えればいいでしょう。

絶対に確実な検査とは言えない

超音波検査は形に大きく表れる問題は確実性が高まりますが、そうではない問題の場合は間違うこともあります。画像による診断は、身体に負担がないのが長所ですが、はっきりしたことは生まれてみなければわかりません。ただ染色体異常については、羊水検査をするとほぼ確実にわかります。

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