妊婦健診を抜かした人は高額時の平均額が1.2倍
出産経験者で、妊婦健診を、ときどき受けなかったことがある人は39名いました。この人たちの妊婦健診の費用の平均金額は、通常の費用は、ちゃんと受けた人と変わりませんでしたが、高いときの費用は13,346円と全体の平均に比べて2,000円以上高くなっていました。
健診に行かなかった理由のトップは「お金がかかったから」で、23人(59%)に上りました。
いくら請求されるかわからないのは不安
妊婦健診は、費用の見当がつかないまま通うことが多いようですが、あらかじめ聞いて予算をみておくのも一方です。いきなり高額の費用を窓口で告げられたら、誰でも驚いてしまうでしょう。
自治体の補助金も調べましょう。最近になって補助の回数がアップしたところ、あるいはアップ予定の自治体があります。
また、アンケートでは、出産施設によって金額が違うことに対する不満も聞かれました。費用の違いは検査項目の違いから来ることも多いので、質問してみるとスッキリするかもしれません。
質問メモを準備して「行きがい」のある健診を
準備とコミュニケーションで、納得の費用を、少しでもゆとりをもって払えるようにしましょう。健診の「行きがい」があることも大事です。高いし、長く待つし、先生は忙しそうだからすぐに診察室を出てきてしまう・・・そんな妊婦健診では「1回くらい飛ばしてもいいか」という気持ちが起きやすくなります。質問をしっかりメモして持っていくのも、おすすめの準備です。