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産院が消えた北海道根室市から(2ページ目)

産科危機についてユーザーの皆さまからいただいたE-mailをシリーズでご紹介します。まずは、今秋の市立病院産科閉鎖をもって市内の出産施設がゼロになってしまった北海道根室市からのメッセージです。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

このような街は増えてしまうでしょう


北海道根室市は、2006年9月から市立根室病院の産科が閉鎖し、市内でのお産ができなくなりました。市外へ出産しに行く際には市から交通費が支給されますが、妊産婦には入院に要する一往復分、それに同行する人は1名の往復分が出るのみ。お見舞いに通う家族の交通費などは出ません。釧路まで行く人も多いようですが、鉄道の往復運賃は5000円近い額です。入院中は家族とあまり会えないことになる方が多そうです。

北海道は産科医がひとりだけの施設をなくしていく方向に動き始めたのです。これは、まもなく全国に広がっていくと予想されます。

古い雰囲気の病院だったようですが、それは医療者の方にも大変な職場環境だったのだと思います。それでも、閉鎖までは頑張ってくださっていたのですね。

産科医が増えていくための何かをしない限り、このような町がどんどん増えていきます。

<関連リンク>
もし入院が間に合わなかったら?
遠くの産院へ産みに行くことになった方は、この記事が安心のお役に立つかもしれません。

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