決意を感じた「行ってまいります」というお言葉
やすべー それは自然に思い出しましたね。上2人のお子様がいて、やはり、覚悟を決めて手術に挑まれたと思いますよ。手術室へ出て行くとき「行ってまいります」と言われたそうですが、あれは決意を表していたと思います。そして「帰ってまいりました」と言われたのは、命の危険があるかもしれない世界から、夫と子供のもとへ帰ってこられたという意味でしょうね。河合 私もそう思いました。やすべーさんのお子さんは紀子さまの上のお子さんたちと年が近いのですよね。
やすべー そうですね。それで、わが家は女・女・女なんです。
河合 そうですか。それはますます実感がおありだったと思います。今日はどうもありがとうございました。
◆「くもといっしょに」へもどうぞ。
やすべーさんのサイトです。帝王切開を受ける人、受けた人がたくさん集まって、知識も励ましももらえる専門サイトです。 くもといっしょに
◆やすべーさんと話して
紀子さまのご出産は、一般妊婦にとっては「うらやましいな」と思うこともたくさんありましたね。でも、ひとつずつとってみると、決して紀子さまでなければできない特殊なことはなかったような気がします。硬膜外麻酔も早期同室も、採り入れている病院はあります。そして今回「こういう選択肢もあるんだ」と分かった女性が、それができる病院を探したり、かかりつけ医に希望していくことも、帝王切開の医療をよくしていくために大切なことだと思います。
■関連記事集