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うつ病の予防<2>復職は慎重に(2ページ目)

出産後の復職、引っ越しなど大きな生活の変化は、産後うつ病のひきがねになることが。他に、難産をした人、以前にうつ病を経験した場合も、用心が必要です。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

前のお産でかかった人は再びかかりやすい


以前にうつ病になったことがある人は、かかったことがない人より発症しやすくなります。今までにうつ病にかかった人の25%が産後うつ病になります。また、前のお産で産後うつ病になったことがある経産婦さんが次のお産で再びなってしまう確率は50%といわれています。

こうしたことを考えると、産婦人科の先生にうつ病の既往歴をきちんと話しておくべきです。そうすれば産後の1ヶ月健診などでよく気をつけてもらえるのでしょうが、現実にはなかなかこれができていません。自分でも知識を持つ必要があります。

なお妊娠中に見られる軽症のうつ病は産後うつ病とはやや別のもので、産後にぶり返すことはほとんどありません。たいていは分娩までに治ってしまって終わりです。

赤ちゃんが原因になることも


最近の新しい傾向として、母親だけではなく、赤ちゃんの気質も影響することがあるといわれるようになりました。赤ちゃんはひとりひとり性格が違います。なぜかいつも機嫌が悪く、泣いてばかりいる子はいるものです。このような場合も、母親が産後うつ病になりやすいと言われます。

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◆もっと知りたい方へ
PSI-JAPAN (周産期のメンタルヘルスを支援する国際組織 Postpartum Support International-Japan)
PSI-JAPANは産後うつ病の方への支援を目的に他分野の専門家が集まっているネット ワーク。もとは米国のものですが、日本支部も作られました。 サイトでは産後うつ病の基礎知識はもちろん、実感のこもった体験談もたくさん。この病気を理解するのに最適なおすすめサイトです。

ママブルー
ご自身が産後うつ病を克服した体験を持つ女性・みや崎さんが2004年10月に友人と立ち上げました。みや崎さんの闘病記や回復に役立った書籍の紹介、リンク集など、女性側からの情報発信サイト。各自治体の相談窓口情報もあります。
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