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中国女性の漢方の取り入れ方(2ページ目)

生理中にナツメを食べたり、産後に実母が「一家秘伝の産後スープ」を産院に持ち込んだり‥‥高島さんに、本場・中国の女性たちが生活の中でどんな風に漢方を取り入れているか聞いてみましょう。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド


産院に運び込まれる「わが家特製の産後スープ」


写真のタイトル
中国女性たちの身体作りについて話してくれた高島系子さん。

高島 食べ物のとらえ方も、違いますね。それはもう「国民全員、健康おたく?!」と思うくらい。

産院では、産後には、血を補いながらめぐりもよくする、「当帰(とうき)」を主にしたいろいろな漢方薬を使うのですが、食事の面でも産後にふさわしい食事があるんですね。

それは、その一家に伝わる産後のスープです。中国出身の女医さんに聞いた話ですが、中国の産院には食事がついていな くて、たいていの場合、実母が食事を運んでくるんだそうです。大変なようだけれど、これは身体のことを考えるととても合理的なことだと思います。

なぜなら、同じ血が流れている人は、体質が似ていますよね。それにその娘を育ててきた人ですから、その女性の身体のことがよくわかっているのです。

河合 すばらしい文化ですね。それでそのスープの中身は、一体どんなものが入っているのでしょう。

高島 「補血作用(血を補う)」がある鶏肉、アワ、ナツメ、黒豆などがよく使われるようです。「当帰」や「黄耆(おうぎ)」などの生薬を入れることもあると聞きます。

河合 「医食同源」ですね。



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