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夏も活躍するレッグウォーマー(2ページ目)

暑い夏!しかし、実は冷房や冷たいもののとりすぎで「冷え」からお腹が張る妊婦さんも多いのです。助産院が伝授する、健康的な冷え知らずの夏対策とは?

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

レッグウォーマーで安産ツボ「三陰交」をカバー


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黄助産院がオリジナルで作った夏向き・薄手の綿100%製レッグウォーマーをつけているところ。助産師さんの、夏ニンプさんへの思いやりが伝わってきます。

黄助産院ですすめているのは、まず、足、それも安産のツボ「三陰交(さんいんこう)」のあたりを暖めることです。三陰交は、足の内くるぶしの上にあります。くるぶしの上を指4本上がったところです。

足を冷やさないためには、スカートよりパンツにして、靴下をはきましょう。でも靴下は、丈が短いものだと三陰交は露出したままになりがち。そこで、助産院では、足首をしっかりカバーするレッグウォーマーもすすめています。

レッグウォーマーは、冷房の効き過ぎたオフィスではもちろん、終日着用し続けるといいそうです。眠るときも、パジャマの裾が上がって冷えてしまう人が多いので、活躍してくれます。寝るときの靴下はさすがに暑いですが、レッグウォーマーならなんとか大丈夫。

妊婦健診では、バッグに下着の着替えを


足首を巻いたら、もちろん、お腹も巻きましょう。腹帯が必要かどうかという議論はありますが、保温にいいのは確かです。

でも、暖かいものを身につけても、もし、それが汗で濡れていたら‥‥? 汗だくで外を歩いてから冷房の効いたところへ入ったりしたら、ますます冷えてしまいますね。

下着も含め、着替えも必要なものを持ち歩きましょう。妊婦健診に出かけるなら、内診室などで着替えるチャンスあり。ファン助産院の健診では、みんなサラリとさわやかにしてから、帰宅します。



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