部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

賃貸の室内チェック、ポイントはここ!―室内編(2)(2ページ目)

賃貸物件の下見は重要だと分かっていても、いざとなると見逃してしまいがち。現地チェックをするときのポイントを挙げておきますので、こんなところに気を付けてみてください。まずは室内編から。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

◎設備はあるかどうか?故障していないか?


間取り図に書かれた情報と実際に部屋の設備状況が違っている場合もあります。

前入居者がエアコンを置き去りにしてくれたのは助かるかもしれないが、故障したら自分の負担で修理しなければならない可能性があることに注意しよう

前入居者がエアコンを置き去りにしてくれたのは助かるかもしれないが、故障したら自分の負担で修理しなければならない可能性があることに注意しよう


「ある」と表記されたものがなかったり、前居住者が置いていった設備が残っていたりすることも。「ある」と書かれた設備がない場合には、契約するときまでにそれが付けてもらえるように交渉し、また前居住者の残置物であれば撤去してもらえるかどうかを確認すること。

残置物については、そのまま入居後に使用することもできますが、その場合には壊れたときにどうするのかを決めておくことが大切です。本来、付いている設備であれば壊れたときには大家さんの負担で修理してもらえます(入居者の故意・過失による損傷でない場合のみ)が、残置物になると入居者負担での修理になります。また、自分が退去するときに、その残置物をどうするのかまで決めておけば安心。


その他、ついている設備に故障がないかどうか、確認できるものについてはできる限り、現地チェックのときに不動産会社の担当者と一緒に確認しておきましょう。電気や水道を契約した後でないと確認できない設備については、入居後に不動産会社に連絡するように決めておけば、トラブルにはなりにくいですね。

また、エアコンが付いていない、あるいは付いていない部屋に設置したい場合、クーラースリーブを付けるため、壁に穴を開けなければならないので、設置してもいいかどうかを確認しておくと便利です。

基本的に、間取り図には「現況優先」と書いてあり、間取り図面より現地での状況を優先することになってるので、図面情報が必ずしもすべて正しいとは思わずに、現地で確認することがポイントです。


<ポイント>
・どんな設備があるか(図面と合っているかどうか)
・図面とは異なる設備がないか
・設備の故障はないか(現地チェックで確認できるもののみ)

>>>チェックリストはこちら

【関連サイト】
・室内チェック、ポイントはココ!(1)
・敷地内チェック、ポイントはココ!

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