センスのいい家具がそろうイケア。見ているだけでワクワクするくらい素敵なデザインが豊富で、価格もお手頃です。イケアの家具は自分で組み立てるのが基本なので、慣れない方は大変かもしれませんが、説明書をしっかり読んでぜひ挑戦してみましょう。
不安な場合は、組み立て方をカラー写真入りで紹介する公式ガイドブック『
イケアのかんたんDIY』もあるので、ぜひ参考にしてみてください。今回は、このガイドブックを元に、イケアの家具の組み立て方の基本を紹介します。
イケアの家具の購入準備
イケアで売られているFIXAツールセット
初めての方はちょっとびっくりするかもしれませんが、イケアは自分で選び、自分で組み立てたり取り付けるのが基本。ショールームで商品を選び、「セルフサービスエリア」と呼ばれる商品置場から、お目当ての商品を探してレジへ運びます。価格がお手頃なのは、こうしたセルフサービスであるからこそ。配送などのサービスもありますが、こちらは有料。
まず購入前に、家具を置く場所の寸法を測ってから行きましょう。特にベッドやソファーなど大きい家具を購入する際は、スペースだけでなく、搬入経路などもチェックを。ドアの開閉に必要なスペースや人の導線、コンセントの場所などにも気をつけましょう。
次に部屋をどんなイメージにするか考えましょう。IKEAではいろいろなタイプの部屋がディスプレイされているので、それを参考に、ひとまず下見をしてイメージを膨らませるのも楽しいと思います。
組み立て家具には工具も必要です。家具によって必要な道具は変わってくるのでどんな道具を持っているかもチェックしておきましょう。 イケアで使われているネジはヨーロッパ規格のポジティブ型で、日本のネジと違います。通常使っているドライバーではきちんと締められないため、イケアで工具セットを購入するとよいでしょう。
ボッシュIXO3(参考価格4980円)※ガイド私物
組み立てに便利な小型の電動工具「IXO3(ドイツのメーカー、ボッシュ)」には、ビットセットの中にポジドライブが付属されています。
unimax(参考価格480円)※ガイド私物
他にもドライバーセットの中にはポジドライブが付属されているものもありますので、お手持ちのものがあれば一度確認しておきましょう。
イケアの家具を組み立てる前に
マスキングテープ※ガイド私物
家で組み立てる場合は、できるだけ広い場所を作りましょう。その方が作業がしやすくなります。組み立て家具にはネジなどの細かいパーツ類が付属しているので、失くさないよう小皿やトレイなどに入れておきましょう。ネジ別にそれぞれ小皿を用意した方がわかりやすくなります。
イラストをよく見てみましょう
作業がスムーズに行えるよう、マスキングテープや付箋などを貼って組立説明書の番号を部材にメモしていきましょう。形状をよく見て、選び間違いがないように気をつけてください。組立説明書はイラストが主流なので、わからなくなってきたら、上記ガイドブックなどを参照してみてください。
最初にこの下準備をしておけば、とても組み立てが楽になります。あとは説明書を見ながら順番に組み立てていきましょう。