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妻(夫)が自宅で起業! 家計はどうなる?(2ページ目)

仕事と生活の調和のために、自己実現のために、自宅で仕事ができたら……と思ったことはありませんか? 今回は自宅で起業をする場合のメリット・デメリット、注意する点について解説します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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自宅で起業、メリットとデメリットは?

テレワーク
パソコンと通信手段があれば、どこでも仕事ができる
自宅で起業をするメリットといえば、真っ先に思い浮かぶのはやはり「自分のペースで仕事ができる」「家庭と仕事の両立ができる」などではないでしょうか。メリットを以下に整理してみました。

・自分のペースで柔軟・弾力的に働ける
・家事、育児、介護と仕事が両立できる
・仕事を選べる、自分の専門分野の仕事ができる
・自分がやった分だけ報われ、働きがいがある
・好きなこと、興味があることで仕事ができる
・通勤時間がない
・事務所を借りるよりも自宅で開業の方がコストがかからない

時間の区切り
在宅だからこそ、時間管理が必要!?
■メリットとデメリットは表裏一体!
ガイド平野も自宅で開業をしたので、上で整理したメリットは感じています。けれども、メリットはデメリットにも通じるのでは? とも感じています。

例えば、「自分のペースで柔軟・弾力的に働ける」一方、仕事のスケジュールがタイトになると、自分のペースで、というわけにはいかなくなります。会社員の頃は、勤務時間の制限もあるので強制的にでも帰宅しますし、セキュリティの関係で書類を持ち帰ることもできなかったので、一旦帰宅すればある程度仕事からは解放されました。けれども、自宅がオフィスなわけですから、解放されることはないのです。

自分できちんと計画を立てて仕事を進めないと、ダラダラ時間をかけて非効率的な仕事の仕方をしてしまう可能性が高くなります。そうなると、時間がかかる割には収入になりませんから、「自分がやった分だけ報われ、働きがいがある」とは感じにくくなってしまいます。

このように、メリットもデメリットも理解した上で起業をしたとして、次は何に気をつけたらいいでしょうか?

自宅で起業をする場合の注意点は?>>

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