温泉/温泉を楽しもう

ウィークエンドパスで温泉三昧の週末旅行!(2ページ目)

ウィークエンドパスは関東から南東北のJR東日本と一部私鉄が、週末の二日間乗り放題になる切符です。この切符を上手に使った、温泉三昧の週末旅行プランを紹介します!温泉好きであれば、フリー区間北端の鳴子温泉郷を中心に考えたいもの。乗り降り自由なので、周辺の温泉にも立ち寄れます。一方で、余裕を持って帰って来れる点にもこだわりました。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド


旅レポート2日目:鳴子といえば、鳴子峡の紅葉!

鳴子峡の紅葉見物は午前中がお勧め!

鳴子峡の紅葉見物は午前中がおすすめ!

鳴子温泉郷は温泉も豊かですが、自然も豊か。春には鳴子御殿湯駅は桜に彩られますし、川渡温泉には桜の名所も、菜の花の名所もあります。

温泉天国の鳴子温泉ですが、全国的には秋の紅葉の方が有名かもしれません。そのくらい有名な紅葉ですから、秋に行かれる方は、是非行ってみて頂きたいと思います。紅葉見物は、中山平側展望台「見晴らし台」から眺めるのがおすすめです。


ぬるぬるするうなぎ湯の名湯! 琢秀

緑豊かな露天風呂で名湯を満喫!琢秀の混浴露天風呂

緑豊かな露天風呂で名湯を満喫! 琢秀の混浴露天風呂

名湯が多い鳴子温泉郷ですが、中でも温泉好き注目の温泉が中山平温泉です。すべすべする重層泉が多く、美人の湯とかうなぎ湯と呼ばれます。湯の良さを確かめるだけなら、日帰り施設しんとろの湯でも十分ですが、露天風呂も含めて名湯三昧するなら、秘湯の宿としても知られる琢秀がおすすめです。

風呂場は三カ所ありますが、全て入って頂きたいと思います。何故なら、お湯の調子が日によって微妙に異なるからです。まさに温泉は生き物のように変化するのだと実感できます。熱い温泉なので、夏は湯が絞られて期待できないのかと思っていたのですが、混浴露天風呂の湯は緑色にも見える絶好調の状態で驚きました。

駅から鳴子峡の見晴らし台へ行く途中にありますので、紅葉見物の帰りに寄るのもいいですし、紅葉の時期でなくても、ここを目的に行く価値のある温泉です。
本当に素晴らしい名湯なので、お湯をゆっくり堪能していると、日帰り終了の14時が目前になってしまいます。

名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼20-9
TEL:0229-87-2216
料金:日帰り入浴1000円(10:30~14:00)、湯めぐりチケットは4枚

余裕を持って東京に帰るには、温泉めぐりもあと一カ所程度にしておくのが無難。最後に入る温泉は、自分の好みに最も合う所を選択したいもの。私の選択は鳴子御殿湯駅の高友旅館(10:00~16:00、500円、湯めぐりチケットは2枚)。湯治場の伝統を色濃く残す、東鳴子温泉を代表する旅館の一軒です。
東鳴子温泉の湯治場風情を色濃く残す、高友旅館の大浴場「黒湯」

東鳴子温泉の湯治場風情を色濃く残す、高友旅館の大浴場「黒湯」

ウィークエンドパスでどれだけお得だった? 旅のデータはこちら>>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます