日本建築や建具を彷彿する美しいカップボード「FJB-02」
さて、最初に目に入ってきたのは、ゆったりとしたローテーブル。このテーブルは、一脚のソファーと2脚のイージーチェア(安楽椅子)をセットするとやさしいサークル上になる天板をもつ「Cocktail Table・カクテルテーブル」。
1951年にデザインされたこのテーブルには3種類の木材仕様がある。とくにチーク材は、フィン・ユールが好んでいた材料。10年、20年と経年変化で木の色が深みと艶のある茶系に変わるのもこの材の魅力です。
テーブルセットの奥に鎮座しているカップボード「FJB-02」。
とても美しく、どことなく見慣れた部材構成に日本建築や建具の造りを感じます。
カップボード「FJB-02」
本体の「箱」とそれを支えるフレームとが遊離し、とても軽快な佇まいを放っています。この「遊離」がフィン・ユールデザインのキーワードです。
細く、薄く、そして「遊離」がデザインキーワード。 繊細なディテールをもつ扉。
製作:Niels Vodder
素材:チーク&ビーチ/着色ラッカー仕上
サイズ:W1940×D420×H870
価格:2,940,000-