照明・LED/照明・LED関連情報

新しくなった夜の上海~外灘の夜景スポット

上海と言えば、西洋風の建築と中国の建築が立ち並ぶ外灘(ワイタン)が有名。上海万博に合わせてリニューアル工事が行われ、明るく歩きやすくなっています。ただ人気スポットだけあって観光客や上海市民で夜遅くまで賑わっています。今回は夜景をゆっくり楽しめるお勧めスポットもご紹介しています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

外灘(ワイタン)の夜景を楽しめるお勧めスポット

写真1.浦東側の遊歩道からみたワイタンの夜景

写真1.浦東側の遊歩道からみたワイタンの夜景


写真2.ワイタンの遊歩道

写真2.ワイタンの遊歩道

上海の観光スポットとして最も有名なのが外灘(ワイタン 英語名:Bund)。黄浦江の西側の古い西洋建築が建ち並ぶ通り沿いのことで、夜はその建築群がライトアップされています。全体が暖かい光と白い光でまとめてあり、華やかながら、統一感のある夜景です。(写真1)

川沿いは遊歩道になっており、上海万博に合わせてリニューアル工事が行われました。高欄にライン状のLEDが設置され、足元を明るく照明しています(写真2)。また、ポール灯も以前より明るくなっていました。建物のライトアップも以前は、投光器が建物の外壁に出っ張って設置されていて、大きく目立っていたものが、いまではあまり目立たないようになっており、昼間の景観にも配慮していることがわかります。

写真3.ワイタンの遊歩道から見た高層ビル群の夜景

写真3.浦東高層ビル群の夜景

外灘の全景を楽しむには、黄浦江をはさんだ浦東側の遊歩道がお勧めです。外灘の遊歩道に比べると比較的人も少ないので、夜景をゆっくり眺めるにこちらの方が良いかもしれません。統一された夜景を背景に、電飾のついた遊覧船が行き来する様子は中国らしい感じがします。

もちろん「上海の新照明」でご紹介している上海環球金融中心ビルや、テレビ塔の展望台など高い視線から眺めるのも良いでしょう。

写真3は、浦東側の夜景ですが、こちらは高層ビルが立ち並び、LEDスクリーンやカラフルのサインなどが目立ちます。外灘側とはだいぶ雰囲気が違うので見比べてみると面白いです。

中国は開発のスピードが速く、それは、都市部のみならず郊外にも広がっているようです。今回は、電車で足を延ばして蘇州にも行きましたが、駅がちょうど工事中で、かなり大規模な駅舎になるようでした。中国の好景気がいつまで続くのかはわかりませんが、建築や都市計画の需要は大きく今後も開発が進んでいくのは確かだと思います。

【関連記事】
「上海万博とLED照明」
「上海万博大特集1~おすすめ夜景スポット」
「上海万博大特集2~照明がお勧めのパビリオン」
「上海万博大特集3~映像を効果的に見せるには」

匿名で優良会社にリフォーム相談!

ホームプロでリフォーム会社を探す

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます