良い叱り方、悪い叱り方って?
「子どもをどのように叱ったらいいかわからない」と悩んでいる親は多いと思います。うまく叱るというのは難しいことですが、愛情をもって子どもに接すれば、それは子どもに伝わるはずです。愛情を持ってどのように叱ればいいのでしょうか。また、やってはいけない叱り方とはどういうものでしょうか。
良い叱り方
叱る理由も親の思いも、しっかり伝えよう
■まずは子どもの言い分を聞く
子どもの話を聞かずに、頭ごなしに叱ってはいけません。まず、冷静に、子どもの話を聞いてあげましょう。
■子どもと同じ目線で、子どもの目を見て、愛情を持って
スキンシップを取りながら、「○○ちゃんが好きだから叱っているのよ」ということを伝えるためです。
■理由をきちんと説明して
「○○さんに叱られるからだめだよ」ではなく、きちんと正しい理由を説明することが大切です。
■私を主語にして親の思いをしっかりと伝える
幼児の場合、どうして叱られているのかを理解できない場合が多いので、『これをしたら、お母さんは悲しい』など、子どもの言動が親である自分にどういう影響があるのか、親の私がどんな気持ちでいるのかを伝えると、子どもはなぜいけなかったのかがわかりやすいのです。
■やった後すぐが効果的
時間が経ち過ぎていたら、子どもはピンと来ません。けれども、子どもにも自尊心があるので、人前で叱って恥をかかせることは避けましょう。まずは、やめさせて、ひと気のないところに移動して叱りましょう。
■叱った後のフォローも重要
叱った後は気持ちを切り替えて、普通に接することが大切です。
「お母さんが叱っているのは、あなたの言動に対してだけであって、あなたの全てを叱っているのではない」ということを伝えるためです。
■注意したことが改善されていた時には、ほめることが大切
「この間、お母さんが言った事をちゃんと守れたね。」とほめることで、1回叱ったことが2倍3倍の効果になって現れてきます。
>> 悪い叱り方ってどんな叱り方?