子供のしつけ/子供の上手な叱り方・NGな叱り方

良い叱り方、悪い叱り方(2ページ目)

「子どもをどのように叱ったらいいかわからない」と悩んでいる親は多いと思います。うまく叱るというのは難しいことですが、愛情をもって子どもに接すれば、それは子どもに伝わるはずです。愛情を持ってどのように叱ればいいのでしょうか。また、やってはいけない叱り方とはどういうものでしょうか。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

悪い叱り方

あ

叱るときは叱る。愛情を持って叱れば、子どもにもきちんと伝わる

■感情的にならない
一度、深呼吸をして、気持ちを落ち着けてから、叱るといいでしょう。

■くどくどといつまでも叱り続けない
親の伝えたい内容は心に残らず、怒られているという印象だけが心に強く残ってしまいます。

■問い詰めない
問い詰めると、子どもは心を閉ざしてしまいます。

■自分の都合で叱らない
疲れているからといって、八つ当りで叱ってしまうと、親が後で後悔するだけです。

■両親が一緒になって叱らない
子どもの逃げ場がなくなってしまうので、一方が叱れば、一方がフォローするという形をとりましょう。

■誰かと比較して叱らない
誰かと比較して叱ると、ひがみやすい子どもになってしまいます。また、いつも同じ子どもと比較していると、その子どものことが嫌いになってしまう場合もあるので、避けましょう。

■昨日と今日で言うことを変えない
一貫性を持って叱らないと、子どもは戸惑ってしまいます。

■全人格を否定する言葉や子どもを突き放す言葉は、使わない
「生まれてこなければよかったのに!」など全人格を否定する言葉や子どもを突き放す言葉は子どもの心に深い傷となって残るので、絶対に使ってはいけません。

■昔のことまで引っ張り出して叱らない

叱っている内容に関連した過去の過ちまで叱っても、意味が無いだけでなく、子どもが嫌な思いをするだけです。

■愛情のない体罰は与えない
体罰を与えることは、子どもの心に深い傷を残します。さらに、その恐怖から嘘や隠し事などで自分を守ろうとしたり、また、友達にも乱暴になる場合もあります。


>> その他のほめ方・叱り方のポイントはこちら

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