入院準備は?帝王切開の費用は?
帝王切開の費用は事前確認を!また、加入している医療保険や生命保険の内容も再チェックを忘れずに!! |
帝王切開の費用についてはその施設によって違います。また、同じ施設であっても入院日数や曜日、時期(正月やお盆など)によってかなりの幅があるので、事前に確認しておくことをお勧めします。
尚、通常の出産は病気ではないので健康保険は適用されませんが、帝王切開は産科手術となるので手術や注射、投薬などが健康保険の適用となりますし、保険診療部分が一定額以上となった時は高額療養費の対象にもなります。また、入院が長引いた場合等は自己負担が増えますが、この場合でも加入している医療保険や生命保険、共済保険等の医療特約から入院給付金が支払われることがありますので、加入している保険の補償内容についても事前にチェックしておきましょう。
帝王切開ママの心のケア、術後のケア
冒頭のケースのように、医師から帝王切開になるかもしれないと告げられれば、驚いたりショックを受けたりする妻も多いはず。平均値だけを見れば全体の約80%が通常分娩(経膣分娩)だけに、「まさか自分が……」という思いや、手術への不安や傷跡の心配などで憂鬱な気分になってしまうことがあるかもしれません。ただ、帝王切開の可能性は誰にでもあることですし、立派なお産であることに間違いありません。夫としては、そういった妻の不安を和らげつつ前向きな気持ちを持って手術に臨めるよう、メンタル面でのサポートも考えながら接してあげるのが一番なのではないでしょうか。また、一般的には術後1週間程度で退院となりますが、おなかにメスを入れるのですから退院後も無理は禁物です。出生の届出や退院の手続き、助成金や給付金の申請など、赤ちゃんのお世話以外にも何かと忙しい日々が続きますが、直前になってあわてることのないよう、事前に二人で相談して計画的に進めておきましょう。
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・ネットでマジメな性格診断 『エゴグラム』
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