雨上がりを散歩……子どもたちはパパとお外で遊びたい!
この雨が止んだら、パパと散歩にでも出かけようか?
小さな子供たちにとって大切な「外遊びで適度に疲れてお腹を空かせ、バランスの良い食事で栄養を摂取し、十分な睡眠をとる」という理想の生活リズム。それが保てなくなる雨が多い時期は、屋内では発散しきれないエネルギーを持て余した子どもたちが、ちょっとしたことで不機嫌になったり、ぐずついたり泣き出してしまうということも多いのではないでしょうか?
そんなとき、もしも一瞬でも雨が止み、太陽の光が差し込むのであれば、ガイドは迷わずに外で遊ぼうと提案します。長靴を履き、少しくらい濡れても平気な服装で、傘を片手に外へ散歩にでも出かけましょう!
パパと一緒に、雨上がりの散歩道を楽しもう!
せっかくの休日を台無しにする雨。でもね、雨は悪者じゃない
散歩道に咲いている花や葉っぱを眺めれば、大粒の水玉が……。「雨は悪者じゃないんだよ。自然はみんな太陽の光と同じくらい雨が必要なんだ。もしも雨が降らなかったら、みんな枯れてしまうんだよ」。パパがそう諭してあげれば、天気の良い日には遊ぶことに夢中で植物を観察することもなかった子どもたちの心にも、きっと何かが芽生えるのではないでしょうか?
雨上がりの散歩道。もしも虹に出会えたら、それだけで幸せな気分に!
空を見上げれば、分厚い雨雲の隙間から眩しい太陽の日差しが……。風に流れる雲を追ってみたり、夕日や黄昏を眺めてみたり、もしかしたら虹に出会えるかもしれませんね。
カエルやカタツムリはどこにいる?もしかしたら、このあたりかな……
湿度の高いこの季節は、カエルやカタツムリに出会うことも多いはず。濡れた落ち葉の下や湿地などを探してみましょう。「カエルって、カタツムリって、どこにいるんだろう? いったい何を食べるんだろう?」など生き物の生態への興味や探究心が芽生えるきっかけになるかもしれません。ママ(女性)が苦手な生物だけに、ここはパパの出番ですよね!
水たまりジャンプや木陰で雨宿りなど、雨の日ならではの楽しみ方はたくさんあります
雨上がりの散歩道、足元には無数の水たまりが……。水たまりを飛び越えてみたり、雨足が強くなってきたら木陰で雨宿りをしたり、それだけで子供たちは喜ぶものです。
名作「となりのトトロ」の1シーンのように樹木の下で傘を差して木をゆすってみたら、子どもたちはどんなリアクションをするのでしょう?
たった5分の散歩でも、子供は十分に満たされる!
雨上がり、パパとお散歩にいってみる?
僕たち大人は、雨の日はどうしても屋内での過し方ばかりを考えてしまいますが、もしかしたら「雨の日は屋内で過すもの」という大人の常識は、子供たちにとっては物凄くつまらない発想なのかもしれません。そう考えると、絵本もテレビも何を与えても満たされずに、子どもたちがエネルギーを持て余しているのであれば、思い切って外へ出てみるのも素敵なことなのかもしれませんね。
それがたったの5分であったとしても、きっと子どもたちは理屈ぬきに屋外でのひとときに満たされるのではないでしょうか?
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