春は園の父母会や学校のPTAの「役員決め」の季節。立候補か推薦か、はたまた押し付け合いか。「役員決め」の現場でよく見られるママをタイプ別に分類してみました。

タイプ1:率先して「はい、やります!」

忙しいのは皆同じ。話し合って、無理のないスケジュールで進めましょう。
子どもが2人目、3人目というママに多い。「役員の仕事って、イメージほど大変じゃないし、園や学校の様子がよく分かって面白い。こんな面白いことを、他人にまかせておく手はない。」というポジティブなタイプ。
何年も役員を続けて「園や学校の主(ぬし)」となっている場合も。ワンマンな場合もあるが、基本的には悪気のない「いい人」が多い。
こういう人が同じクラスにいると、他の人は何かと助かる。

タイプ2:事前に知人と打ち合わせて、一緒にやる

「やりたいわけじゃないけど、いつかやらなきゃいけないんだったら、仲のいい人とやりたい。今年度はAさんと相談して、一緒にやろうかな。」というタイプ。まあひとつの無難な方法ではある。
Aさんも同じ気持ちなら万々歳だが、Aさんが「断れないタイプ」だったら、後々面倒なことになるかも?
同じ委員会や係にこんな「仲良しさん」がいたら、複数なので安心して仕事をまかせてしまおう。

タイプ3:先に「副」に立候補し、「長」は逃れる

役員活動自体は嫌いじゃないし、楽しいことも多いと思っている。でも、「長」になるのはちょっと責任が重い・・・。なので、先に「副」に立候補してしまう、というタイプ。万事ソツなくこなすので、人望も厚い。
ただし、その後「長」が決まらない場合は「副委員長に立候補された○○さん、委員長はいかがですか?」という指名に合う危険性もあり。

タイプ4:沈黙に耐えられず、つい手を上げてしまう

「引き受けてくださる方はいませんか?」という沈黙の中、時間ばかりが流れる。その沈黙に耐えられない、またはみんなの「引き受けられない言い訳」を聞きたくない、という気持ちでつい、「はい、私やります」と引き受けてしまう、男気のあるタイプ。
「予定外に引き受けて、大変だった!」という場合もあるかもしれないが、実は「やってみたら楽しかった!」という例も多し。

タイプ5:打診されても、「言い訳攻撃」で逃げ切る

「本当に大変かどうか」というのは、本人にしか分からない。しかし、役員がなかなか決まらない場で「私が役員を引き受けられない理由」を延々と聞かされるのは、他の人たちにとってあまり気分のいいものではない。ヒンシュクを買う可能性も大。
本当に「絶対引き受けられない状況」なら、乳飲み子(下の子)を連れてくるなど「一目見て大変なのが分かる雰囲気」をかもし出す必要はあるかも。あとはいっそ、欠席してしまうほうが説得力があるかもしれない。

タイプ6:ただただ、下を向いている

ただただ、嵐が通り過ぎるのを待つタイプ。存在感がなさすぎて、「○○さん、いかがですか?」と声をかけられることもためらわれるオーラを放っているので、毎年役員からは逃れている。

最後に:まずは一度、引き受けてみては?

役員選出というと、一般的には「どう逃げるか」という話ばかりになりがちな傾向があります。しかし、ここでご紹介した「タイプ1」「タイプ3」のように、すでに経験している人は「役員って、大変なことばかりじゃない」と前向きにとらえる傾向があるようです。
「タイプ2」「タイプ4」の人も、一度経験してみると「前向き」派に転じる可能性が高いですね。
「タイプ5」「タイプ6」は本当に「余裕がない」という状況なのだと思いますが、ただ「食わず嫌い」という可能性も。

最近では家庭外での仕事の有無に関わらず、こうした活動に時間と労力を割ける家庭が減ってきていると言われています。しかし、こうした活動は園や学校と子どもたちをスムーズにつなぐためにはある程度は必要なことだろう、というのがガイドの思うところです。
忙しいママでも、できれば一度引き受けて、「こんなものか」という経験をしておくといいようです。そうすれば、「今年は無理だけど来年にはやろうかな」と、長期的な計画で楽しくつきあっていけるようになるのではないでしょうか。

※ 記事中の「タイプ」は、ガイドが見聞きした複数の事例から、ガイドが創作したものです。実在の人物とは一切関係がありませんので、ご了承ください。



■参考にさせていただいたもの
ガイド自身が見聞きした話
All About ガイド日記
まついなつき 『ねじまき小学生』 カンゼン

■関連ガイドサイト
園の役員、やってみたら楽しかった!
→ 大変だけど楽しい、幼稚園バザー【幼稚園・保育園】
忙しい保育園ママ・パパと父母会の関係は?
→ 保育園の父母会、どうつきあう?【幼稚園・保育園】
時間のない保護者どうしの連絡ほうほうにはコレ!
→ 父母会の連絡はメールを活用!【幼稚園・保育園】


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