子供にも五月病が増えている!?
子供にも五月病が増えている!?
しかし最近では「子供の五月病」が増えており、中学生、高校生のみならず、小学生、幼児へと低年齢化が進んでいます。
子供の五月病はどうして起きるのでしょうか?原因と症状、対処法について考えます。
子供の五月病・症状
低年齢化が進む五月病
・不安や焦りを感じる
・周りの出来事に関心がなくなる
・やる気が出ない
・いらいらする
・憂鬱になる
・学校に行くのがおっくうになる
■身体的症状
・朝、なかなか起きることができない
・眠れない
・食欲がない
・頭痛、めまいがする
・疲れやすい
子供の五月病の原因
・新しい環境や生活に適応できず、早く適応しなくてはという思いから、頑張る気持ちが空回りし、焦り、ストレス状態に陥いる・期待していた新生活と現実とのギャップから、落ち込む
・連休の長い休みがさらに学校に行く気持ちを遠ざける
・真面目で完璧主義の性格の場合、緊張状態を持続し過ぎたことが過度のストレスになる
子供を五月病にしないための対策&なったときの対処法
休みの日には親子でからだを動かしましょう
・新しい環境に早く適応しようと頑張り過ぎず、少しずつ環境に慣れていくつもりでゆったりと過ごすことが大事
・親子でフィールドアスレチックに行ったり、近くでキャッチボールをするなどして、ストレスを発散させる
●話を聞いてあげる
・食事の時や食後に、学校でどんなことをしたかなどの話を聞くようにする
・無理に話を聞き出すのではなく、日ごろから話しやすい親子関係を築いておく⇒関連記事「子育ての土台、親子の信頼関係を築くには」
●バランスのとれた食事・たっぷりの休息を心がける
・ストレス解消にはビタミン、カルシウム、タンパク質がよい
・睡眠時間を長くとるように、生活リズムを整える
●スキンシップをとる
・一緒にゲームなどをして遊んだり、一緒にお風呂に入ったりする
お子さんの変化にすぐに気がつくように、日ごろからお子さんの様子をよく見てあげてくださいね。
多くの場合はそれほど深刻ではなく、一過性の場合が多いのですが、症状が長引き重症化する場合は、早めに専門医に相談するようにしましょう。
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