子どもは、お手伝いから多くのことを学び、いろんな意味で大きく成長します。だからと言って、どんどんお手伝いをやらせればいいというわけではありませんし、親がどのように対応するのかも重要なポイントになってきます。

子どもはお手伝いをすることで責任感が強くなり、達成感を味わいます

子どもはお手伝いが好き

子どもは、お手伝いをするのが好きです。子どもがお手伝いしたいと思う気持ちは、子どもが心身ともに成長している証です。自分の力を試してみたいという意欲の表れでもあります。

自分からやりたいと言わない子どももやりたいと思っているかもしれません。
「これをするの、一緒に手伝ってくれる?」と、声をかけてみましょう。

小さなころから簡単なお手伝いを

子どもがやりたいと言ったことをやらせてあげればいいでしょう。最初は、簡単なこと、短い時間で出来ることから始めましょう。例えば、花の水やり、食事の時、お料理を運ぶ、食べ終わった食器を下げる、洗濯物干し、とり込む、たたむ、ピーラーで皮むき、浴槽を洗う、マクラカバーをかけたりはずしたり、・・など、子どもに合わせたお手伝いをお願いしましょう。

一度にたくさんのお手伝いを頼まないように気をつけてください。お手伝いが嫌いになります。子どもによって、また、内容によって、子どもだけに任せる場合もあるでしょうし、お母さんやお父さんと楽しんで一緒にやることも、立派なお手伝いになります。

失敗しても決して叱らない

大げさにほめましょう。子どもはお手伝いしたことをほめられると、また頑張りたくなります。

失敗しても、決して叱ってはいけません。少々のことには目をつぶり、大目に見て、やってくれている気持ちを尊重しましょう。

たとえば浴槽洗い、子どもの洗い方が不十分な場合でも、その場で注意し、スポンジを奪い、親が、子どもの目の前で洗い直すということは、決してしないでください。子どもの自尊心を傷つけます。自信を無くし、自分から何もできない子になる危険性もあります。まずは、感謝の気持ちを述べ、洗いなおしたければ、あとで、子どもに気づかれないように、こっそりすればいいのです。

そして、次の機会に、親子で一緒に洗いながら、「この角っこのところ、とくに注意して洗おうね。ヌルヌルが残っていないか、指でキュッキュッと、確かめてみるといいよ」と、教えてあげましょう。

親も忍耐

親は、「自分でした方が早いのに」「子どもにさせると後片付けがたいへんだわ」「失敗されたら困るわ」と思うでしょう。確かに、自分でするほうが楽な場合が多いかも知れませんが、ここは、温かい目で見守りましょう。