子供のしつけ/親子関係

ストレスをためない子育ての考え(3ページ目)

うつ病やプチうつ病の子育てママが増えています。うつにならないためには、ストレスをためないためには、どうすればいいのかについてお話したいと思います。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

ストレス・悩みに対して、こう考える

■ストレスはあって当たり前と考える
多かれ少なかれ、ストレスはあるものと思うと、気が楽になります。ストレスをためてはいけないのに、「ストレスを感じしてしまう」と思うと、それがまたストレスになってしまいます。ストレスはあって当たり前。うまく付き合っていこうといういうぐらいの軽い気持ちでいきましょう。

■問題点を具体化する
問題点を漠然ととらえるのではなく、具体化し、明確にし、論理的に考えるようにしましょう。そして、問題が起きた時こそ、チャンスだととらえ、前向きに考えるようにしましょう。

■後悔はしない
後悔をしても、何のプラスにもなりません。くよくよ考えてもしょうがないことです。無駄な行為です。その時点でベストだと判断し、行動したことなのだと自分に言い聞かせましょう。

相手に対して、こう考える

■相手に過剰な期待を持たない
人はそれぞれ違う価値観や考え方を持って生きています。自分にとっては当たり前のことでも相手にとってはそうでない場合があります。しかしながら、「相手は自分のことを分かってくれている。自分も相手のことをわかっている」と思い込んでしまうと、ストレスにつながります。

■相手のことももっと認める
人の性格はそんなに簡単に変わるものではありません。相手のマイナス面と思われることもありのままに受け入れ、プラス面に注目すると、こちらの気分がとても楽になります。



いかがですか。頭では分かっていても、実行に移すことは簡単なことではありませんね。実は、このように述べてきました私も、完璧主義なところがあり、ついついストレスがたまりそうになることがあります。ですから、自分にも言い聞かせるように述べてきました。

思い悩んでいても、前向きに過ごしていても、一日は同じように過ぎていきます。できそうなことから少しずつ実践して、子育ての中に楽しみを見つけていきましょう。
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