早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

脳にも影響を与える歯を大切に(2ページ目)

歯と脳には密接な関係があり、噛み合わせるたびに脳に刺激が伝えられているといいます。そこで、歯を大切に守るため、虫歯予防デーに先駆けて歯について詳しく勉強しましょう。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

歯磨き粉と歯ブラシ


Q3.歯磨き粉はつけない方がいいと聞いたことがありますが、本当ですか?

歯のプラークは、ブラッシングで落とすものですから、歯磨き粉を付けたからといって、プラークが落ちやすいというものではありません。歯磨き粉をつけることで、口の中が泡だらけになり、歯磨きがおろそかになるので、歯磨き粉は付けない方がいいと言われていたこともありました。

しかし、フッ素入り歯磨き粉は、程度の差こそあれ、虫歯抑制効果が評価されてきていますので、歯磨き粉はしっかり付けることをお勧めします。

もし、口の中が泡だらけになるのをいやがる場合は、水をつけずに歯磨き粉だけを付けて磨くと、泡立ちが抑えられ、磨きやすくなりますが、時期としては、使用した歯磨き粉を吐き出すためのうがいがきちんとできるようになってからが良いでしょう。

※プラーク・・・歯垢とも呼ばれ、歯の表面についた白っぽくネバネバした細菌の塊。虫歯や歯周病の原因となる。


Q4.どんな歯磨き粉がいいのですか?

フッ素入りの歯磨き粉です。現在ある歯磨き粉の約8割のものにフッ素が含まれていますが、含まれているかどうか、成分表示でチェックしてください。イチゴ味などの歯磨き粉でもフッ素が含まれていれば、問題ありません。


Q5.どんな歯ブラシがいいのですか?

小さいものであれば、何でも良いでしょう。毛先が広がったら交換してください。また、清潔に保つことも大切です。子どもの歯ブラシは汚れが残ったまま、収納されている場合が少なくありませんので、特に注意しましょう。
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