早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

脳にも影響を与える歯を大切に

歯と脳には密接な関係があり、噛み合わせるたびに脳に刺激が伝えられているといいます。そこで、歯を大切に守るため、虫歯予防デーに先駆けて歯について詳しく勉強しましょう。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

歯と脳の密接な関係

歯と脳には密接な関係があり、脳は、噛み合わせるたびに刺激を受け、活性化されます。特に前歯を噛み合わせることにより、知性、理性をつかさどっている前頭葉が活性化されるといわれています。

6月4日の虫歯予防デーに先駆けて、大切な歯を守るために歯について詳しく勉強したいと思います。そこで、今回、歯科衛生士の田中千秋さんにいろいろと教えていただくことにしました。


歯科衛生士の
田中千秋さん

「食物摂取、脳への刺激、きれいな発音、審美性などのため、歯は大切だと昔から言われ続けていますが、現在、永久歯が生えてこない子どもが増え続けていると言われています。このような事実がある現在、乳歯はいずれ生え変わるなんて悠長に構えているわけにはいきません。

生後6ヶ月頃にかわいらしい歯が生えてきますが、その時期から親と歯科医師、歯科衛生士は責任をもって、歯を守っていかなければならないと思います。」


子どもがする歯磨き


Q1.子どもが自分で歯を磨く際のアドバイスをお願いします。

操作性のやさしい方法が良いでしょう。したがって、水平法(横磨き法)が推奨されます。歯ブラシの毛先を歯面に90度に当て、水平に往復運動させます。小さく動かすように教えましょう。

毎食後、歯を磨くのが理想的ですが、乱雑に3回磨くよりも、1日に一度、寝る前に丁寧に歯を磨くことが大切です。


Q2.子どもが歯磨きを嫌がる場合、何かいい方法はありますか?

習慣付けることが大切です。習慣付けていれば、嫌がることは少ないので、最初が肝心です。また、小さなころから、親が楽しそうに歯磨きをしている姿を見せることも大切です。


 歯磨き粉と歯ブラシ

 親がする仕上げ磨き

 フッ素塗布・キシリトールガム・虫歯の進行止め

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