それは大切な発達段階です
(*1)頭足人・・・頭から直接手足がついている表現の絵
これは赤ちゃんをだっこしている お母さんの絵です。 とてもやさしい絵です。 赤ちゃんもお母さんも とてもいい顔をしています。 お母さんにすてきな服を 着せてあげようと からだを描いてみましたが まだ手は顔から出ています。 |
おいしいおやつを思い切り 手を伸ばしてとっているところ からだが描けてないことなんて、大して重要なことではありません。 自分の思いは充分表現できています。 |
先生が描いてくれた メロンパンナのまねをして アンパンマンを描きました。 でもどうもおなかのベルトが おかしなところに・・・・ 手も顔から出ています。 |
『あれー、どうして、からだがないのかな?首も描いてみようね。』などと、促さないことです。頭足人の絵を描くということは、子どものからだの発達段階でいうと、ハイハイの時期にあたると考えてみてください。
ハイハイしている子どもを無理に立たせたり、歩かせたりしない方がいいと言われていますよね。ハイハイをたくさんすることで、筋肉が強くなり、それが後に歩くことにつながってきます。
絵もそれと同じことで、頭足人をたくさん描くことで、からだも描こうかなという気持ちになってくるのです。あたたかく長い目で見守ることが必要です。
子どもは、7本足のライオンを描く時もあります。
その場合の判断は・・・・