「おてて絵本」って知っていますか?
『きいてね!おてて絵本』サトシン監修(扶桑社)¥1050。クリックするとアマゾンのサイトに飛びます。 |
子どもたちが話した、たくさんのステキなおはなしが、1冊の本になりました。
表紙には、「いぬセンター」という、何だか心を奪われる文字。子どもが作った「おてて絵本」のお話しがデザインされています。「ポチといういぬがいました。あるひ、ポチは、いぬセンターに…」という話しの始まりに、ワクワクします。
『きいてね!おてて絵本』サトシン監修(扶桑社)¥1050
「おてて絵本」は、監修者のサトシンさんの親子遊びから
『きいてね!おてて絵本』(扶桑社¥1050)を監修したサトシンさん。クリックするとアマゾンのサイトに飛びます。 |
-そもそもなぜ、「おてて絵本」をするようになったのでしょう?
広告制作プロダクションに勤めていたんですが、妻の産休が終わる頃に、「交替しようか?」とうっかり?言ってしまったのがきっかけで、専業主夫になりました。
その後、子どもの面倒を見ながら、フリーでコピーライターの仕事をするようになりました。
仕事をしていると、子どもが「ぱっちゃん(パパ)遊んで!」ときます。でも、「仕事中だから遊べないな~」と言うと、「じゃあ、本読んで」と言われます。でも本を読めないから「キミが読んでくれれば、聞いてるよ」と言いました。
2歳頃でしたから、文字は読めませんが、自分で絵本を持ってきて、適当に読み始めます。お話しも適当ですから、こっちも「その後、どうなるの?」なんて、適当に聞いていると、そのうちに、絵本を持ってくるのも面倒になったようで、手を絵本に見立てて、子どもが自分の言葉で話し始めました。
「うさぎさんがいました。ロケットに乗って、宇宙へ行きました…」というような感じです。
子どもの発想が面白かったり、言い間違いしたり、かわいいニュアンスだったりが楽しくて、親子の定番の遊びになりました。
-それが人気になっていったのですか?
NHK出版「すくすく子育て」誌上で、コラムとしてパパの育児対談を連載(サトシン・ユキザキの「イクジなしではいられない!」2006年4月~2007年3月)していたのですが、その中でわが家で遊んでいた「おてて絵本」を紹介したら、すごい反響を頂きました。
その後、「おてて絵本普及協会」を設立。新しい親子遊び「おてて絵本」の普及とこどもたちの「おてて絵本」ストーリーの採取・紹介に力を入れていいます。