塾は切磋琢磨できるライバルがいる環境がいい
灘中学に代表される難関中学に合格した親子はどのような受験期を経たのか
「仲間同士の教育力」という言葉があります。子どもたちの学力アップには、身近なライバルの存在が大きな役割を果たしますのです。仲間であるがゆえに一緒にゴールを目指す気持ちが学習向上を生む、と置き換えれば理解していただけるでしょう。
難関中学受験を考えるのであれば、「仲間同士の教育力」を効果的に発揮するためにも、能力別クラス制を採用している大手進学塾に通塾してください。
小学校4年生からの通塾が一般的
私立中学受験に向けた本格的な学習開始時期は小学校4年生からが一般的。ただ、小学校低学年までの学習状況によって、本格的な受験勉強を開始した後の学習成果が変わってきます。受験勉強に必要な土台は「基礎学力」と「学習習慣の定着」です。この二つを小学校低学年までに身につけさせておいてください。計算力と漢字力の「基礎学力」は、反復学習によって身につけることができます。毎日、計算と漢字の練習を。「学習習慣の定着」には、時間ではなく時刻で管理することがお勧めです。お子さんの1週間のスケジュールを作ってみてください。親心としてはスケジュール通りにお子さんが行動することを期待しますが、スケジュール通りに行動することは大人でも難しいもの。1年後にスケジュール通りに学習できれば大成功というように、気長に見守ってください。
難関中学受験を目指すのであれば、小学校4年から通塾を。大手進学塾では、小学校1年から通塾している生徒もおり、入塾時には塾内の成績に不満を持つかもしれません。しかし、子どもの成長力は大人が想像するよりも非常に高く、小学校6年になって飛躍的に成績が向上する子どももいます。早い段階でお子様の限界を決めないでください。