結婚式・披露宴の基本的なマナーとは
結婚式・披露宴のマナー:準備編
■招待状が届いたら
披露宴の招待状を頂いたら、出来るだけ早めに出欠の返事を出します。遅くとも2~3日中には返信するように。
結婚式の招待状、返信はがきの書き方・マナー >>
お祝いの品物は式の1週間前までに持参し、現金は事前でも当日でもOKです。祝儀袋と新札を事前に用意しておきましょう。
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■スピーチを依頼されたら?
誰でも大勢の前で話すのが苦手の人は多いはず。自信がなくても新朗新婦へのお祝いの気持ちを言葉にするつもりで引き受けましょう。あらかじめ原稿を書いて読む練習をしておけば安心です。
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■余興を頼まれたら?
余興は、堅苦しくなりがちなスピーチに花を添える形で、列席者全員が楽しめる、ほほえましいものを用意。特別な芸でなくても心がこもっていれば大丈夫です。ただ一人盛り上がってしまい、座をしらけさせないようにご注意を!
■服装マナー
披露宴の開かれる時間帯、場所、形式や主催者との関係で当日の服装は変わってきますが、基本は正装です。和装の場合、未婚女性は振袖が正装になります。既婚女性は、訪問着や付け下げ、色無地にするのが一般的。和装は、着慣れていなければ不安ですが、伝統的な美しさが映えます。洋装なら花嫁の色である純白はもちろん白っぽい服は避け、花嫁より派手にならないように気をつけます。
男性は、昼はディレクターズスーツなどのフォーマルスーツ、夜はタキシードが正装。最近の披露宴は昼に行われるのが多いので、ブラックスーツなら昼夜の区別なく着られるので便利です。
女性のための結婚式のドレス・洋装マナー >>
男性のための結婚式の服装マナー >>
結婚式・披露宴のマナー:当日編
■遅刻は厳禁!余裕を持って家を出ること。できれば、20~30分前には会場に着いておくように。前日に御祝儀、服装などのチェックをし、当日は慌てないように気をつけて。遅刻は厳禁!
■荷物はクロークに!
会場にはハンドバッグ以外持ち込まない。コートや手荷物などをクロークに預け、化粧室で身だしなみをととのえます。披露宴の最中に席を立つのはNG。ここで身だしなみの最終チェック。
■受付で
まず一礼をしてお祝いのご挨拶。そして持参したお祝い金を渡し、芳名帳に記帳します。(必ず自分で記帳を。代筆はマナー違反。)夫婦で出席した場合、夫のあとに妻の名も並べて書きます。祝儀袋はむき出しでバッグに入れず、必ず袱紗に包んで持参すること。お祝いを当日までに贈っている場合も記帳しておきましょう。
■控え室でのマナー
新郎新婦やそのご両親に会ったら、ひと言お祝いの言葉と招待されたお礼を述べること。また友人とおしゃべりばかりしないで、面識のない人とも話す気遣いを忘れずに。和やかな雰囲気を作りだすのがマナー美人!
■新郎新婦の入場
新郎新婦の入場が始まったら大きな拍手で迎え、宴のスタートを盛り上げます。乾杯の挨拶までは、厳粛な気持ちを持って静かに話を聞くのがエチケット。
■ケーキ入刀・乾杯・食事
乾杯のあと食事が配られ始めたら、リラックスして和やかな雰囲気を。ケーキ入刀は、前半のクライマックス。司会者の合図で遠慮せずに前に出て写真撮影を。人を押しのけての撮影はNG!
■スピーチ・余興
祝辞や余興中は食事を続けてもかまいません。同じテーブルの人がスピーチをしている時は、食事の途中でも手を止めて耳を傾けましょう。トイレのタイミングは、スピーチの合間や歓談中に目立たないように。
■お色直し・再入場
新郎新婦のお色直しの間は、会場内では休憩タイム。できる限り周囲の人と会話しながら食事を進めましょう。新郎新婦の話題で場を盛り上げます。新郎新婦が再入場したら、拍手で迎え、自分たちのテーブルにやって来たら、「おめでとう」「きれい!」とお祝いの言葉をかけましょう。
結婚式・披露宴のマナー:閉宴・退場編
■親族の謝辞両親への花束贈呈まで進んだら食事の時間は終わりです。料理が残っていたとしても未練がましくつついたりしないように。両家代表の挨拶がすめば、お開きとなります。退席の順番は特に決まりはありません。タイミングを見計らって退席。
■会場の出口
見送ってくれる新郎新婦、両家の親、媒酌人夫婦には、「今日はありがとうございました。」などとお礼の言葉をかけるとよいでしょう。また、大勢の人が退席するので、出口でのあいさつは手短に。
■退場後
記念撮影は、会場の迷惑にならないように手早くすませること。二次会の準備もあるかもしれませんので、新郎新婦をいつまでも引き止めないように。
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