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入院調査結果「平均入院日数36.5日 費用約30万円」(3ページ目)

リスクといえば病気やケガですが、その対策に加入する民間の医療保険を選ぶあるいは見直す時の基準に使える入院日数や入院費用などの情報をピックアップしました。過不足のない保障で家計の負担を軽減しましょう。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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入院時の自己負担費用は平均30.1万円

(財)生命保険文化センターの「平成19年生活保障に関する調査」によると、直近の5年間に入院した経験のある人453人が自己負担した費用の平均は30.1万円でした。年代別では、
  • 10歳代   21.3万円
  • 20歳代   14.7万円
  • 30歳代   22.1万円
  • 40歳代   23.4万円
  • 50歳代   34.5万円
  • 60歳代   37.0万円
で、年齢が高くなるに従って入院日数が増えるので結果として費用負担が重くなっています。しかしこの金額は、食事代や差額ベッド代等を含む金額で、なおかつ健康保険や国民健康保険など公的医療保険の高額療養費制度による払い戻しを受ける前の金額です。

入院費用はそれ程かからないのね。ちょっぴり安心!

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1日あたり約2万円の負担

1日あたりの入院時の自己負担費用の平均は20,100円ですが、1万円未満の負担で済んだ人が4人に1人でした。一番多いのは1万~1.5万円で28%、100万円以上負担した人は約7%にしか過ぎません。

差額ベッドを利用しなければ、入院費はそれ程かからないようだな……。

差額ベッドを利用しなければ、入院費はそれ程かからないようだな……。


一般的な入院では、60日を超える入院は少なく、1日あたりの医療費の自己負担分と諸費用の合計は差額ベッドを除いて8000円前後と考えていいようです。

いかがでしたか?これらのデータをもとに、現在加入中の民間の医療保険の内容を一度チェックし、考えている以上に手厚い保障内容になっていた場合は、保険の見直しを検討してみて下さい。
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