手つかずの自然が広がる神秘的な島

島の誕生は500万年前。今なお原始時代の雰囲気を持っている

原始時代の雰囲気を持つカウアイ島の誕生は500万年前。中央に見えるのは、島の裂け目のようなワイメア渓谷

うっそうとした熱帯の植物で覆われ、断崖絶壁の海岸、深く刻まれた渓谷など、長い年月をかけて自然が創り上げた造形美が魅力のカウアイ島。ポリネシア人が最も早く定着したこの島には、遺跡や伝説も数多く残っています。

カウアイ島プロフィール

ジャングルの中を蛇行するワイルア川

ワイルア川をカヤッキング。河口からシダの洞窟へさかのぼるリバークルーズも運航している(画像協力:ハワイ州観光局)

ハワイ諸島の中で最初に誕生した島がカウアイ島。郡庁所在地は、島南西部のリフェ市。島を象徴するイメージカラーは紫で、カウアイ島にのみに生息し、香り高い実をつけるモキハナの木が島の花です。

ポイプビーチで日光浴するハワイアン・モンクシール (写真協力:ハワイ州観光局)

島南部のポイプビーチで日光浴するハワイアン・モンクシール (写真協力:ハワイ州観光局)

別名「The Garden Island(庭園の島)」と呼ばれ、深い緑に覆われたカウアイ島の年間平均降水量は、アメリカNo.1。中央部にあるワイアレアレ山には年間335日も雨が降り、世界で最も濡れているスポットと言われています。そのため、他の島にはない、マングローブに囲まれた川がいくつかあり、川で楽しめるカヤックがカウアイ島を代表するアクティビティです。

他のエリアに比べて雨が少なく、天侯の心配なく過ごせるのは島の南部。海岸沿いに大型ホテルやコンドミニアム、ゴルフ場が集まるポイプは、カウアイ島の一大リゾートエリアです。

<関連リンク>

太平洋のハリウッド、カウアイ島

ジュラシックパークで

映画「ジュラシックパーク」のロケ地となったハナペペ渓谷(画像協力:ハワイ州観光局)

素晴らしい自然が残るカウアイ島は、ハリウッド映画のロケ地としても知られています。古くは1958年公開の「南太平洋」から「ブルーハワイ」、「キングコング」、「レイダーズ/失われたアーク」、「ジュラシック・パーク」、「ハネムーン・イン・ベガス」、「アウトブレイク」、「6デイズ/7ナイツ」のほか、ディズニーのアニメーション映画「リロ&スティッチ」の舞台でもあります。

2011年には、ジョージ・クルーニー主演「The Descendants」(原題・2010年春撮影)、ジョニー・デップ主演「Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides」(原題・2010年夏撮影)が公開予定。カウアイ島を訪れる前に、映画で島の自然を予習するのもおススメです。現地ではロケ地を巡るムービーツアーが催行されていて、島の人気アトラクションになっています。

カウアイ島メネフネ伝説とは?

ハワイにはメネフネヲ

ハワイには働き者のメネフネをキャラクターとした商品やイベントが多い

ハワイ系ショップやミネラルウォーターの名前などに登場する「メネフネ」という言葉、その意味をご存じですか? メネフネとは、ポリネシア人がカウアイ島にやってくるずっと前から住んでいたと言われる小人族のこと(妖精とも言われている)。雨が降って暗くなった空に、海の青やバナナの黄色、シダの葉の緑などの色を集めて虹を作ったという神話が言い伝えられています。

身長は人間の半分くらいでシャイな性格ですが、優れた土木技術を持ち、とても力持ち。昼間は森や渓谷で眠り、夜にこっそり働くのだそう。島には、彼らが一晩で造り上げたという養魚場や水路、ヘイアウ(神殿)が残っています。