ワースト3:勘違い収納
クローゼットの奥行きを浅くして、和室側には棚を作るという手も
そこでよく勘違いがおこるのです。服が2倍掛けられるのではないかと。でも、ハンガー掛けにした服の肩幅を見れば分かりますが、押し入れの奥行きでは服同士がわずかに重なり合うので、結果として1本のパイプと同数しか掛りません。錯覚だということが分かるはずです。
間取りを見る限りは、クローゼットと押し入れが無駄なく並んでいるように感じますが、クローゼットとして使うには半端な形造りだといえます。
ワースト2:バッティング収納
収納扉を外して使っているケースも。扉の費用が無駄になる
部屋の扉と収納の扉とがぶつかりあう位置関係にあると、部屋に入ってチョコッと出し入れする気軽さがなくなります。そうなると使うのは、部屋の扉から遠い収納だけ。残念なことに、収納があっても一部分だけしか活用できません。限られた面積をやりくりして収納を作っても、これではスペースの無駄使いです。
間取りの都合で、こういった位置関係になる場合が多いのですが、収納の扉を引き違いにしたり、折り戸を左右にスライドできる仕様にするなどの工夫が待たれます。
では最後に、あなたもイラッとした経験があるかもしれない、最悪収納をご紹介します。