こんな絵画のような完成パースを描いてもらえるのも醍醐味
リフォームを設計事務所に依頼するという選択
設計事務所や個人建築家は、法規制や構造・建築知識をプロとして持ち合わせている、実は頼れるリフォームのアドバイザー。法規制の厳しい敷地・エリアや変形の増改築など、大手の営業マンでは対応できない課題も、一緒に考えてくれる存在ではないでしょうか?そんな仮説を抱いて、リフォームを多く手掛ける女性プロに話を聞きに行きました。小林美奈子さん
小林さんの強みは、建築などハードの専門知識を織り交ぜながら、色彩・照明・家具・カーテンなどソフトを含めたトータルコーディネート。特に女性の視点を踏まえ、子どもの成長や二世帯同居ニーズ、ペット同居ニーズといったライフスタイルに重点を置いたリアルな提案が好評です。
インテリアからリフォームを訴求しやすくなった
「ようやくやりたいことができる時代になった」と語る小林さんに、その意図と想いを聞いてみました。--ようやくやりたいことができるようになった、という意味は?
小林さんが手掛けた東京のある事例(リフォーム前)
リフォーム後(写真はいずれも小林さん提供)
「これまでの住宅業界はインテリアは二の次、予算が余ったら考えよう…という程度のオマケ的な存在でした。インテリアと構造体を切り離して考える建築家の方も多かったのですが、実際は住まう人が主役である以上、インテリアの占める割合は無視できません。事実、今はインテリアを主軸に家づくりやリフォームを考えるユーザーが増えています。インテリアからリフォームを訴求できる時代になってきたということがまずあります」
インテリアはオマケでなくメインになる時代に
女性消費者の場合、インテリアからリフォームを説明されると、モチベーションが上がりやすくなるかもしれませんね。