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大学オープンキャンパス正しい徹底利用法(2ページ目)

最近私立大学は言うまでもなく、国公立大学でも頻繁に行われるようになったオープンキャンパス。そもそもオープンキャンパスとは何かなど、親と子の正しい利用方法を解説します。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

オープンキャンパスで何がわかるか?

各大学のオープンキャンパスには、一つ以下のようなシナリオがある。
  • 大学の各学部紹介、新設学部の紹介、模擬講義
  • 大学内部のツアー
  • 受験対策、受験相談
1000人ほども入れるような大きな講堂で、大きな画面を使って各学部の紹介や、次年度開設予定の新学部学科の説明、その担当予定教授により模擬授業もうけられる。

大学内部のツアーの場合、案内に慣れた実際の大学生が案内してくれたりするので、より親近感が持てる。大学図書館やコンピュータールームなど、高校との設備の落差に驚くだろう。もちろん大学食堂で食事をしたりすることもできる。

私がいつも行っているのは、受験対策である。大学担当者が受験の出題予測はできないので(問題漏洩になるので)、我々予備校講師が代わって行っている。その内容は、受験の傾向、解き方、具体的な勉強方法まで多岐にわたり、公演後、保護者の方からの質問にもお答えしている。

オープンキャンパスに保護者は行くべきなのか?

これは積極的に参加されることをお勧めしたい。大学側も保護者が参加されることを念頭においているので、1日参加しても決して飽きないだろう。子供が受験する大学をよく知り、基本的なことでわからないことを知っておくことで、親子の会話もよりスムーズになるだろう。また保護者向けの相談会もあるので、ぜひ参加をお勧めする。

自分が大学生だった頃との相違に驚いたり、日頃あまり会話のない子供とじっくり話すきっかけができるはずだ。

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