STEP2:今から増やすべきお金をハッキリ把握!
現在、Aさんの貯蓄残高600万円。まずは、生活予備費におおよそ生活費の半年分150万円を用意しておき、残りの資金に優先順位をつけ目的ごとに割り振ります。マイホームの頭金に400万円、子どもの大学費用に50万円、老後資金は住宅購入してから準備を始めることに。差し引くと、これから準備していかなければいけない不足額が把握できました。Aさんの貯蓄600万円をイベントごとに配分すると…。概算で2,050万円も不足することが明らかになりました |
STEP3:どう増やす? 投資信託でバッチリ変身!
3つのバランスが重要。収益性を求める投資は余裕資金で |
Aさんの予備費の150万円は、急に使う可能性があるので金利よりも「換金性」を重視して普通預金やMRFを利用。3年後を目標としている住宅購入資金は、近い将来に使う予定なので、低金利でも「安全性」のある定期預金やMMFなどが無難でしょう。
子どもの大学費用は、まだ15年後と先が長いので、最初はほどほどの「収益性」を求める投資信託で運用し、途中収益が上がったところで、安全性のあるものに切り替えることもできます。
長い期間運用できる老後資金は、多少のリスクがあっても「収益性」のある株式投資信託で収益を目指せるでしょう。
マネープランのシミュレーションができる便利なサイトを次のページでご紹介します。