投資信託/投資信託関連情報

自分にぴったりの投資信託って?(4ページ目)

ご家庭の未来予想図、想像できますか? マイホームや子どもの入学、車の購入に家族旅行…。いかに充実させるかは、賢いマネープラン次第。毎月2万円25年の積立定期VS積立投資 驚くなかれ、その差は2倍!

執筆者:牧野 なな子

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「金融電卓」で簡単にシミュレーション

マネープランのシミュレーションができるホームページはたくさんありますが、ここでは、前述「モーニングスター」の「金融電卓」を使ってみます。
モーニングスターの金融電卓の表示画面。今投資できる金額と毎月の積立金額、年数、目標値を入力すると目標運用利回りとおすすめ投資スタイルを教えてくれます。

まず、今の資金と、これから積み立てできる金額を想定しておきます。Aさんは、老後資金はまだ0円。これから毎月積立2万円を老後資金に回す予定です。「25年間運用して1500万円の目標額を達成するには」と数字を入力して「計算する」をクリックすると、「年間約6.5%の運用利回りが必要です」と表示されました。

運用計画をプロの知恵で作成

「年間6.5%の運用利回り」を自分で組み合わせるとなると、どうすればよいか路頭に迷ってしまいそうですが、モーニングスターの金融電卓では、目標利回りの数字からポートフォリオ(分散投資の組み合わせ)を同時に提示してくれます。

Aさんの老後資金、年間6.5%の利回りを実現するには、安全性と収益性のバランスを考えて、国内株式、国内債券、国際株式、国際債券にそれぞれ25%の割合で分散するのが最適とのこと。

※過去の統計的な数値をもとにして算出されており、将来の損益を保証するものではありません。

あくまで目安にすぎませんが、これで目指すポートフォリオが見えてきました。このポートフォリオを組むには、すでにこの割合が設定されたバランスファンドを購入するのも一法。または、自分で個別に投資の目的が異なるファンドを購入して、そのバランスをつくることもできます。

もしも25年間毎月2万円を積立て金利0.3%で運用していたら…、およそ620万円にしかなりません。片や上手く6.5%が実現できた場1500万円とその差はなんと880万円! 金融電卓にいろいろな数字を入力して、その利回りと結果の違いを肌で感じてみてください。

退職記念には、マイホームをデザイナーに頼んでリフォーム、金婚式には地中海クルーズ…、そんな夢も現実になるかもしれません。投資信託を上手く利用してあなたのライフイベントを豊かにしていきましょう。

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