投資信託/投資信託関連情報

注目!2009年1月 投資信託の分類が変更に(3ページ目)

種類も多く複雑な投資信託。わかりにくいと言われていた投資信託協会の分類方法が、2009年1月から見直されることになりました。これからは、投資対象の地域や資産がひとめで把握できるようになりそうです。

執筆者:牧野 なな子

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独立区分と補足分類

出所:投資信託協会 商品分類に関する指針(理事会決議)より

■MRF/MMF/ETFは独立区分
MMF(マネー・マネージメント・ファンド)やMRF(マネー・リザーブ・ファンド)は国債や社債などの債券に投資している公社債投信です。
協会規則によって運用対象が定められているファンドであるため、独立した区分で表記されることになりました。

ETFは投資信託と上場株式の両方の特性を兼ね備えている優れもの。今年に入り、東証で取り扱うETFの種類も急激に増えてきました。投資信託の一種とはいえ、購入の仕方や税制も違うため、ETFという一つの区分ができるようです。

補足分類、特殊型に注意


■インデックス型

インデックス型については、指数に連動して運用するという一定のカテゴリーをなすものであるので、補足分類として表記されるようです。
日経225、TOPIX、その他と区分があります。

■特殊型
特に注意が必要と思われる特殊な仕組みや運用手法のものは、特殊型と記載されます。積極的に収益の追及をするものが多く、その分リスクも高くなります。投資する際は、必ずどんな仕組みのものが注意しておきましょう。

今回のこの見直し、実は、投資信託協会の新しい指針は2006年10月にすでに発表されていたものです。この度、変更する時期が具体的に決まり、いよいよ2009年1月から新しい分類が実行されることになりました。詳しくは、投資信託協会 のトピック「商品分類に関する指針(理事会決議)」平成18年10月26日でご覧いただけます。
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