独立区分と補足分類
出所:投資信託協会 商品分類に関する指針(理事会決議)より |
■MRF/MMF/ETFは独立区分
MMF(マネー・マネージメント・ファンド)やMRF(マネー・リザーブ・ファンド)は国債や社債などの債券に投資している公社債投信です。
協会規則によって運用対象が定められているファンドであるため、独立した区分で表記されることになりました。
ETFは投資信託と上場株式の両方の特性を兼ね備えている優れもの。今年に入り、東証で取り扱うETFの種類も急激に増えてきました。投資信託の一種とはいえ、購入の仕方や税制も違うため、ETFという一つの区分ができるようです。
補足分類、特殊型に注意
■インデックス型
インデックス型については、指数に連動して運用するという一定のカテゴリーをなすものであるので、補足分類として表記されるようです。
日経225、TOPIX、その他と区分があります。
■特殊型
特に注意が必要と思われる特殊な仕組みや運用手法のものは、特殊型と記載されます。積極的に収益の追及をするものが多く、その分リスクも高くなります。投資する際は、必ずどんな仕組みのものが注意しておきましょう。
今回のこの見直し、実は、投資信託協会の新しい指針は2006年10月にすでに発表されていたものです。この度、変更する時期が具体的に決まり、いよいよ2009年1月から新しい分類が実行されることになりました。詳しくは、投資信託協会 のトピック「商品分類に関する指針(理事会決議)」平成18年10月26日でご覧いただけます。