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出所:東京証券取引所、大阪証券取引所のデータよりガイド作成 数字は表示単位未満切り捨て
中でもどんなETFが多く売買されているのか、東証、大証に上場するETFの2008年10月1か月の売買代金をランキング、注目されているETFを検証してみました。
一番人気は日経225連動型
上位5位中、3つは日経225連動型。日本経済新聞が選ぶ日本の代表的な225銘柄の株価をもとに計算された株価指数、日経平均に連動するタイプのものです。ニュースで目にする機会が多く動向がわかりやすい日経225連動型が、ETFの中でも人気でした。3つの日経225連動型の中で野村アセットの日経225連動型(コード番号1321)の売買が多い理由は、これだけが売買単位が1口で1万円以下から購入できる点があげられるでしょう。11月26日時点では8,270円が最低購入価格。1口ならばこの金額からスタートできます。他は10口で最低8万円弱投資金額が必要になります。
次席はTOPIX連動型
2位、5位、8位は、東証一部に上場する全銘柄の時価総額の指数TOPIX に連動するタイプでした。225社の株価から算出される日経平均に比べ、東証一部の全銘柄の株価と株数が反映されているTOPIXの方がより市場全体の動きを適切に表わすと言われています。一般的には日経平均の方が有名ですが、日本株の投資信託のほとんどは、TOPIXをベンチマークとしています。また、野村アセットのTOPIX連動型(1306)、日興の上場TOPIX(1308)の2つとも信託報酬が年0.1%前後と日経225連動型の平均0.23%の約半分となっているのは注目すべきポイントです。馴染みが低い分、日経225連動型より売買金額が少ないのでしょうか。日経225連動型だけでなく、TOPIX連動型も視野に入れるとよいかもしれませんね。
やはり、こちらも売買単位のハードルが低いからか野村アセットのTOPIX連動型の売買が多いようです。
日経225、TOPIXの次はやっぱり噂のゴールドETF!